2012年1月28日 (土)

「スモールタウン マーダー ソングズ」:小さな町の大いなる神

監督:エド・ガス=ドネリー 出演:ピーター・ストーメア カナダ2010年 *DVD鑑賞 この映画を知ったのは《海から始まる!?》の記事だ。「バンクーバー映画批評家協会賞」のカナダ国内作品対象の賞で、作品・監督・主演男優・助演女優にノミネートされたというのを読んで興味を引かれたんである(その後、主演男優賞を受賞)。 しかし、未公開のままDVD発売されたということで、ご近所のツタヤを検索してみたら入っているではあ~りませんか!(^^)! それで、早速借りて来て見てみた。 なんと上...

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2012年1月27日 (金)

「灼熱の魂」:愛と哀しみと裏切りのジェットコースター

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ 出演:ルブナ・アザバル カナダ・フランス2010年 現在のカナダと過去の中東某国(レバノンとおぼしい)を結んで、双子の姉弟が母親の死を発端に自らの出自と因縁を探る。そこに浮かび上がってきたのは、壮絶な母の半生とギリシャ神話のオイディプス王の悲劇を彷彿とさせる物語であった。 母親が体験したのは、イスラエル兵を描いた「レバノン」が取り上げたのと同じ内戦のようだ。 宗教紛争、民族の相克、肉親の愛憎……このようなシリアスかつヘヴィな題材であれば、やはり既に...

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2012年1月22日 (日)

フライブルクバロック・バロック・オーケストラ:音の乾布摩擦、効く~っ

会場:東京オペラシティ コンサートホール 2012年1月11日 FBOはなんと初来日とのことである。演目はCDを出したばかりとはいえ、バッハの「管弦楽組曲」という定番すぎるほどの定番。さて、どんなもんかと行ってみた。 これまで聞いたことがある彼らの録音は、かなり以前に出したパーセルや、バッハとヴィヴァルディが半々入ったディスクなど古いもの数枚しかない。 プログラムを買ってみて、スケジュールを見ると11日から15日まで一日休みが入るだけで四か所を回るという強行軍。東京は三鷹でも...

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第16回(2011年)日本インターネット映画大賞・外国映画部門に投票

今年も投票します。詳しくはこちら。 特別賞については別の記事で書く予定です。 [作品賞投票ルール(抄)]  ・選出作品は5本以上10本まで  ・持ち点合計は30点  ・1作品に投票できる最大は10点まで ----------------------------------------------------------------- 【作品賞】(5本以上10本まで)   「ソーシャル・ネットワーク」6点   「トスカーナの贋作」5点   「光のほうへ」5点   「イグジット・...

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2012年1月15日 (日)

ヘンデル 歌劇「ロデリンダ」:五角関係でお腹いっぱい

METライブビューイング2011-2012 演出:スティーヴン・ワズワース 指揮:ハリー・ビケット 出演:ルネ・フレミング 2011年12月3日上演 オペラの殿堂、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場--私にとっては完全守備範囲外ng 一生縁はあるめえと思っていたが……って、前にも書いたような気が(^^ゞ しかし、今回ライブビューイングってヤツで映画館でヘンデルをやるというじゃあ~りませんか。万難を排して行かねばなるまい。 以前にも一度、やはりヘンデルの「ジュリオ・チェ...

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2012年1月14日 (土)

「ブリューゲルの動く絵」:この絵を見よ

監督:レフ・マイェフスキ 出演:ルトガー・ハウアー ポーランド・スウェーデン2011年 予告の印象では、「再現ドラマ」(?)を交えながらブリューゲルの絵をデジタル処理で動かしたりしながら、画家の半生をたどる--みたいな印象だった。 しかも、ブリューゲルをルトガー・ハウアーが演じ、シャーロット・ランプリングとマイケル・ヨークが共演となれば見に行かずばなるめえよ。 しかし……大いなる勘違いであった。ブリューゲルの絵が動いて楽しいな(^_^)ノなんて映画ではなかった。実にヘヴィな宗...

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2012年1月11日 (水)

FBO速報

フライブルク・バロック・オーケストラ、よかったですう~\(^o^)/ 行くかどうか迷っている方、これは絶対「買い」ですぞーgood あ、でも14日の三鷹は売り切れなのか_| ̄|○

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2012年1月 9日 (月)

歌劇「オルフェオ」ミラノ・スカラ座:冥府は暗く地上もまた暗い

演出:ロバート・ウィルソン 指揮:リナルド・アレッサンドリーニ 演奏:ミラノ・スカラ座管弦楽団&コンチェルト・イタリアーノ 2009年9月上演 *TV放映 オペラの殿堂、ミラノ・スカラ座--私にとっては完全守備範囲外ng 一生縁はあるめえと思っていたが、年末のNHK-BSで特集放送があって、その中にモンテヴェルディの「オルフェオ」が入っているではないか(!o!) もちろん録画して見てみましたよ。 舞台装置は極めて簡素、なんだかマグリットみたいなシルエットの森があるなあ...

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2012年1月 8日 (日)

「無言歌」

監督:ワン・ビン 出演:ルウ・イエ 香港・フランス・ベルギー2010年 革命の後で、「言いたいこと言っていいよ、批判大歓迎」と太っ腹なところを見せておきながら、一年経ったら手のひら返しで批判を口にした奴らをまとめて収容所送り--とは、さすが権力闘争を勝ち抜いてきた人間は違う。自らの権力を維持するためにはなんでもありだ(*^^)v これは文化大革命よりも前に毛沢東がやった「反右派闘争」によってゴビ砂漠typhoonの強制労働収容所に送られた囚人たちの生活を描いた映画であ...

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2012年1月 4日 (水)

「瞳は静かに」:悪い大人はだ~れだ

監督:ダニエル・ブスタマンテ 出演:ノルマ・アレアンドロ、コンラッド・バレンスエラ アルゼンチン2009年 軍事政権時代の不穏さ漂うアルゼンチンを舞台にしたサスペンス--と予告を見た時はそう思えた。同様の設定の作品に「瞳の奥の秘密」があり、邦題も似たようなのをわざわざ付けてるんだから、期待して行ったわけだ。 が、あにはからんや、そういう話ではなかった。 抑圧的な体制と反政府主義者の闘いは背景に過ぎない。中心の物語は「よい子だった少年がいかに悪い子になっていったか」ということで...

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2012年1月 3日 (火)

「宇宙人ポール」:幾つ分かるかSF映画ネタ

監督:グレッグ・モットーラ 出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト 米国2010年 「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホット・ファズ」などで、一部で(?)有名コンビ、サイモン・ペッグ&サイモン・ペッグによるSFネタ、UFOネタ満載のコメディ。 B級以上でもB級以下でもないドタバタがまったりと続く。 英国から米国のコミック・コンベンションにやって来たSFヲタ・コンビがUFOの聖地巡りをする途中で、なぜか本物の逃走中エイリアンに遭遇。しかし、そいつは外見を除けば完全に典型的ヤンキ...

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2012年1月 2日 (月)

聴かずに死ねるか:マイナー・コンサート編 1月版

年末のドトーのコンサート連チャンを乗り切れば静かな新年fujiであるよ。 *20日(金)日本テレマン協会「F・クープランの前景」 他にはこんなのも *8日(日)「集まれ!バロック縦型木管楽器」 オーボエ・ファゴット・リコーダー尽くし、ですか。 *9日(月)ヘンデル・フェスティバル・ジャパン 今回はオラトリオ「サムソン」。 *15日(日)トリオソナタの愉しみ *20日(金)辺保陽一リコーダーリサイタル フライブルク・バロック・オーケストラはもちろん行きますが、マイナーで...

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2011年12月31日 (土)

もはや思い出せない2011年について(音楽系)

大震災と原発ホニャララ状態によって、霞がかかったようなこの一年--「たかが音楽、されど音楽」であったのよ。 ◆古楽 ☆まだまだ若いモンには負けてないで賞 ドミニク・ヴィス……三輪車乗ってドン・キホーテを歌う、なんてのはこの人にしかできないよなあ。 ☆コスト・パフォーマンス賞 「元禄~その時、世界は 第3回 西と東~もしも鎖国がなかったら」……東京藝大の古楽・古典芸能系の総力を結集(?)して催された架空演奏会。これがたった1500円で鑑賞できるとは、ありがたいこってす。国民の血...

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2011年12月30日 (金)

「クリスマスコンサート 2011」:チョコ貰えて嬉しいな

主催:木の器 会場:近江楽堂 2011年12月22日 木の器は宇治川朝政と福間彩が主宰している団体--でいいのかな? 毎年クリスマス・コンサートをやっているようだ。 この日、登場したしたのはソプラノ広瀬奈緒(なぜか彼女を聴くのは今月3回目だ)、リコーダー宇治川、ヴァイオリン迫間野百合、チェロ懸田貴嗣、チェンバロ福間という顔ぶれである。 この中で初めて見た(多分)のは迫間野百合だが、若くて可愛らしいお嬢さん(完全オバサン目線であります(^_^;))という印象。お衣装のドレスも可...

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「コントラポントと祝う楽しいクリスマス」:明るいミサもあるんだよ

クリスマス・キャロルとバロックの名曲 会場:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール 2011年12月14日 1週間前に大貫妙子のコンサートがあった同じ会場にまたやって来ましたよ(^^)/ この日はコントラポントの定期演奏会にしてクリスマスxmas特集である。前回は同じ会場で6月に聖母マリアの祝日にちなんだ曲を演奏しましたな。 グレゴリオ聖歌から始まってルネサンス、初期バロック--とキリスト生誕にちなんだ様々な曲が演奏された。 珍しかったのはシュッツの「イエス・キリス...

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