2022年7月 3日 (日)

「古楽系コンサート情報」7月分更新

「古楽系コンサート情報」7月分(東京近辺)更新しました。左のサイドバーにもリンクあります。ライヴ配信などは入っていません。...

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2022年7月 2日 (土)

映画落穂拾い2022年前半編その1

忘れた頃の落穂拾い、期せずしてアニメ特集となりました(^^ゞ 「ロン 僕のポンコツ・ボット」監督:サラ・スミス、ジャン=フィリップ・ヴァイン声の出演:ザック・ガリフィナーキス米国2021年TV放送視聴 孤独な少年にプレゼントされた、みんなが持ってる友達ロボット。ずっと買ってもらえずに自分一人だけが持ってなかったので、喜んだのはいいものの贈られたのは不良品だった --というCGアニメ。SNS依存の代わりに、子どもたちはロボット依存が甚だし...

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2022年6月27日 (月)

「Sacrum et Profanum 聖と俗の対話」:弾いてもダメなら吹いてみよ

17世紀オーストリア至宝の器楽作品、煌めきのナチュラルトランペットと共に演奏:アンサンブル・アカデミア・ムジカ会場:すみだトリフォニー小ホール サブタイトルやグループ名だけだとどういう編成か今一つ分からないが、ナチャラル・トランペット×2、ヴァイオリン×2、ヴィオラ、ガンバ、ヴィオローネ、オルガン各1というコンサートである。 トランペット奏者の人が主催者なので2本のトランペットを大々的にフィーチャーしたプログラムかと予想して行ったら、実際はオーストリア、ボヘミアの知られざる...

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2022年6月23日 (木)

「スティルウォーター」:全てを得て、全てを失う

監督:トム・マッカーシー出演:マット・デイモン米国2021年 「見ると聞くとは大違い」というのをまざまざと実感した一作である。実際に見る前の、目にした予告や宣伝の印象だけだとこんなストーリーに違いないと思った。《フランスに留学中の一人娘が殺人の嫌疑を受けて獄中に  米国オクラホマの田舎町に住む父親は怒り心頭に発し急遽フランスに渡り、言葉も通じぬ中で真犯人を探し回る。ひょんなことから知り合ったシングルマザーの女性と衝突しながらも協力し、米国とは異なる制度の中...

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2022年6月11日 (土)

「《ラ・ペッレグリーナ》のインテルメディオ」:指揮者も弾かずばいられぬメデタサよ

アンサンブル・プリンチピ・ヴェネツィアーニを交えて演奏:古楽アンサンブル・エクス・ノーヴォ会場:台東区生涯学習センター・ミレニアムホール2022年5月21日 福島康晴率いるエクス・ノーヴォ、コロナ禍のせいで定期公演はなんと2年半ぶり、東京文化会館での公演以来だそうだ。 当日に配られた非常に詳しくて読み応えのあるプログラムによると、『《ラ・ペッレグリーナ》のインテルメディオ』とは、メディチ家の当主フェルディナンド1世の結婚式(1589年)で上演された幕間のパフォーマンス作品で...

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2022年6月 9日 (木)

「シチリアを征服したクマ王国の物語」(字幕版):食われる前に騙れ

監督:ロレンツォ・マトッティ声の出演:レイラ・ベクティ フランス・イタリア2019年 原作はイタリアの作家ブッツァーティの児童文学、フランス在住のイタリア人監督がアニメ化したものである(言語は仏語)。見ればアッと驚くのはうけあい、とにかく物語も語り口も絵柄もぶっ飛んでいる。 町を回っては芝居を見せる旅芸人の老人と少女の二人組。一夜の寝床を求めて洞窟に入ると、巨大なクマが突如出現する。食われないために二人はクマが登場する持ちネタを必死で披露しようとする。それは、クマの王の息子...

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2022年6月 3日 (金)

「プリズン・サークル」

著者:坂上香岩波書店2022年 著者は犯罪者の更生プログラムを描く『ライファーズ』、元受刑者が参加するプロジェクトのドキュメンタリー『トークバック 沈黙を破る女たち』を作って来た監督である。最新作の『プリズン・サークル』では日本の刑務所で唯一行われている犯罪者更生プログラムを取材した。これはその書籍版だ。雑誌「世界」に連載したものをさらに加筆している。 取材に至った経緯、行われたプログラムの詳細な内容、映画では入れられなかった個人の背景やその後、さらに他の研修生のエピソード...

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2022年5月31日 (火)

「古楽系コンサート情報」6月分更新

「古楽系コンサート情報」6月分(東京近辺)更新しました。左のサイドバーにもリンクあります。ライヴ配信などは入っていません。...

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2022年5月19日 (木)

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」「ザ・バットマン」:歳をくっても青二才

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」監督:ジョン・ワッツ出演:トム・ホランド米国2021年 「ザ・バットマン」監督:マット・リーヴス出演:ロバート・パティンソン米国2022年 最も能天気に始まった本『スパイダーマン』シリーズ、一年目は部活にパーティ、二年目は修学旅行、そして三年目は--一気に雰囲気チェンジ  能天気なお子ちゃまメンタルだった若者が、全てを手放し自己の確立と自立への道を歩むというシビアなものであった...

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2022年5月 9日 (月)

「愛すべき夫妻の秘密」:笑うべきドラマの笑えない事情

監督:アーロン・ソーキン出演:ニコール・キッドマン米国2011年アマゾン・プライム視聴 アーロン・ソーキンの監督脚本最新作は日本では配信のみで劇場公開がなかった。米国では劇場でも上映されたが、賞レース参加のためだったようだ。その甲斐あってか中心の3人が俳優賞にノミネートされた作品である。 個人的にはシットコム女優ルシル・ボールを主人公にした映画だというので是非とも見たかった。というのも、子どもの頃にTVで『ルーシー・ショー』は毎週やってて大好きだったのだ。また高橋和枝の吹き替...

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2022年4月28日 (木)

「レイジング・ファイア」:香港アクションは不滅です!

監督:ベニー・チャン出演:ドニー・イェン、ニコラス・ツェー香港2021年 最近ではクライム・アクション、サスペンスの類いも香港より韓国映画の方が勢いが出てきていて、もはや完全に優勢になってきたのではと思っていた。しかし間違いであった。お見それしましたっm(__)m 警部と元部下の対立、その原因となった過去の事件を背景に、ありとあらゆる種類のアクションてんこ盛りだ。ショッピングビルから狭い室内まで各種銃撃戦、スラム街の乱戦、下水道チェイス、さらに派手なカーアクション。派手な爆弾...

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2022年4月26日 (火)

東京・春・音楽祭2022 ミュージアム・コンサートを聞く

今年も恒例ハルサイのミュージアム・コンサートに行ってきました(^^)/会場は3回とも東京都美術館講堂です。 「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」記念コンサート1演奏:名倉亜矢子&永田斉子2022年3月20日 修復成ったフェルメール「窓辺で手紙を読む女」を見ようとする人でごった返す都美術館。到着した時には既に展覧会のチケットは当日分完売の表示が出ていた。 展示場とは反対に位置する講堂は開場時間になっても人が少なく静かなもんであった。--と思ったら、以前...

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2022年4月17日 (日)

「フリー・ガイ」:黒メガネの目覚め

監督:ショーン・レヴィ出演:ライアン・レイノルズ米国2020年*TV視聴 正直あまり期待していなかったので、ロードショー時には見ないでWOWOWかツ●ヤに出てくるまで待つことにしていた一作。ゲームネタの話らしいが、そもそも私はゲームをやらん人間だしなー。 そんなわけで期待値ゼロで見始めたのだが…… なんだよ、面白いじゃねえか~っ(>O<) オンライン・ゲーム内で銀行員という平凡なキャラクターの男、いつも簡単に殺される日常を繰り返していたが、ひょんなことから自分がゲ...

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2022年4月 5日 (火)

「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」「皮膚を売った男」:アート界の一寸先は金

「ダ・ヴィンチは誰に微笑む」監督:アントワーヌ・ヴィトキーヌフランス2021年 「皮膚を売った男」監督:カウテール・ベン・ハニア出演:ヤヤ・マヘイニ チュニジア・フランス・ベルギー・スウェーデン・ドイツ・カタール・サウジアラビア2020年 『ダ・ヴィンチは誰に微笑む』はカネにまみれた美術市場を題材にした仰天のドキュメンタリーである。 突如、出現したレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画「サルバトール・ムンディ」。なぜか米国の民家の廊下に飾られ...

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2022年3月26日 (土)

「パワー・オブ・ザ・ドッグ」:大いなる西部で叫ぶ

監督:ジェーン・カンピオン出演:ベネディクト・カンバーバッチ米国・イギリス・ニュージーランド・カナダ・オーストラリア2021年 本来ネトフリ配信作品であるが、開始前の映画館特別上映で見た。1920年代のモンタナで牧場を営む兄弟。威圧的で容赦がない兄に対し従順で大人しい弟--正反対の二人であったが、長年共に過ごしてきたらしい。 驚くのはいい歳した兄弟なのに同じ一つのベッドに寝ていることである(狭苦しい )。部屋がないわけではなく、住んでいるのは立派な大邸宅...

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«「巨大映画館の記憶」