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2005年2月17日 (木)

スコラ・カントールム第14回定期演奏会

内容:J.S.バッハに至る道
場所:武蔵野市民文化会館小ホール
月日:2月12日

下北沢で「クリオネ」の昼の回を見終わって、電車に飛び乗り三鷹までたどり着く。途中の京王線内でガングロねーちゃんを久し振りに見かける。こちらの地域ではまだアクティヴなのだろうか。

武蔵野市民会館は今を去ること十ウン年前、ヒリアード・アンサンブルの公演で一度来たきりのような気がする。(よく覚えていない) 外は寒かったのに中はホカホカと暖かくてたちまちに眠気が襲って来そうな感じだ。おまけに空腹だし。

スコラ・カントールムは「小人数の精緻なヴォーカル・アンサンブル」として活動のグループとのこと。演奏を聴くのは今回初めてである。客演のヴァイオリンの桐山建志やオルガンの今井奈緒子の名にひかれた部分も大きい。日頃、ホントに小人数の合唱ばかり見ているせいか総勢30人というのは舞台上でかなり大勢なように感じられた。指揮者も含めてかなり皆さん年齢が若いようである。楽器の方は7人で必要最小限な人数だろう。

プログラムは三部構成で最初がJ・S・バッハの初期のカンタータ、次がバッハ一族--と言ってもヨハン・セバスティアンの息子などではなくて、先祖の方のバッハのモテットを数曲、後半はブクステフーデ(バッハの師匠格)のオルガン曲とカンタータ、であった。
はっきり言って地味……というか、激シブイ~という印象だ。
最初のカンタータは極めてシンプルな印象。先祖バッハの前半の2曲はシュッツ(初期バロック)のモテットを思い起こさせた。後半のブクステフーデは--ここに至って集中力が途切れてボーッとなってしまった。いや、もちろん寝てはおらんぞー。ただ疲れていただけさっ。

ともあれ、この手のプログラムはなかなかやってくれないのでその点、聞けたのは貴重だった。今後も活躍に期待したいと思う。

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