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2005年2月16日 (水)

「クリオネ」(ティーファクトリー)

作・演出:川村毅
場所:ザ・スズナリ
期間:2月3日~13日

川村毅の芝居を観るのは久し振り。かつては第三エロチカのファンだったのだが、最近はとんとご無沙汰である。
前半は、暴力的な作品がウリの映画監督について、相棒であるシナリオライターが語る--という形で、監督自体は「不在」(もちろん舞台に登場はするが)なのが面白かった。
しかし後半、複数の人物の視点から物語が語られ出すと急に失速しだして、面白くなくなってしまった。ラストに至っては……。

一応、明るい終わり方なのだが、これを歓迎するか、それとも取って付けたようで詰まらんと思うかは、人それぞれだろう。ちなみに私は後者であった。
作中、しきりに時代性・世代について語られるが、団塊世代と団塊ジュニア世代にはさまれたいわゆる「はざまの世代」に、語るべき同時代性なぞあるのかどうか、非常にギモ~~ンである。

手塚とおるは、変な男を実に怪演!素晴らしい。ルー大柴は--声がデカかった。マネージャー役の笠木誠は往年の野坂昭如を意識しているのか? 女の描き方はホントに相変わらずで、月日が経っても変わらんものは変わらんのだなあと思った。

なお、途中で携帯電話が二度、鳴って興醒めもいいとこ。開始直前にちゃんとアナウンスがあったのに何故に鳴らす。

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