「ライトニング・イン・ア・ボトル」
副題:ラジオシティ・ミュージックホール 奇蹟の夜
監督:アントン・フークア
出演:B・B・キング、ソロモン・バーク他大勢
米国2004年
アメリカの“ブルース・イヤー”を記念する慈善コンサートの記録映画。
ブルースには全くの門外漢なれど(さすがにB・B・キングとかバディ・ガイぐらいの大御所なら名前は知ってるが)、予告が面白そうだったので見に行った。
で、実際面白かった! インタヴューはそれほど多くなく、ほとんど本番の演奏場面が中心だが、ご高齢のミュージシャンもみんな超が付くぐらいカッコエエ。それから私ぐらいの歳のモンには中堅どころの共演者がヒジョーに懐かしいヒトが多かった。ヴァーノン・リードとかナタリー・コールとか--。あと全然予告に出てなかったので予期してなかったのだが、ジョン・フォガティの登場にはビックリ、懐かしさのあまり涙がチョチョぎれたのであった。
ゲストだけでなく、バックもスティーヴ・ジョーダン、ドクター・ジョン、ダニー・コーチマーなどなど豪華な面子である。彼らのブルース話も聞いてみたかったが、そうすると演奏の時間が減ってしまう訳だから仕方ないだろう。
ただ、大幅割愛されていたらしき「レッド・ハウス」は全部聞きたかった。(サントラなら完全収録されているのか?)
ソロモン・バークの回想話で、客席とステージの間に金網が張ってあって物が飛んで来るのを防ぐ--というのがあったが、確か『ブルース・プラザーズ』にそんな場面があったような(;^^) ありゃ事実のことだったのね。しかし、演奏の途中で逃げ出すとは、どんな出来だったのだろうか?
それから、ルース・ブラウンてどこかで見た顔だと思ったら、浅香光代にクリソツであった。
とにかく、私のようなロック者にも大満足できた作品だった。
主観点:8点
客観点:8点
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