遂に見終った「攻殻機動隊S.A.C. 2ndGIG」
TVアニメ版の第2シーズンをようやくDVDで見終えた。
地上波で4月から放映が始まっているが、地上波はカットされてしまう回があるから、今イチ……。早くも、最低最悪の出来という悪評高い第2回目がカットされてしまったようである。(まあ、本筋に関係ないから無くても構わないんだけども) 第1シーズンではカットされると内容が分からなくなる回が放映されなかったから、地上波はやはり要注意だ。
結末はなんだか救いが無い感じで終わってしまった。さらにクゼはあちら側に行けたのか、合田は単なる使い捨てのコマだったのか、あんなに目一杯の悪役モードだったのにあの片の付け方はないだろう、などと不満や疑問、納得行かん所はあれど、全体的には充分楽しめた。
や、やはりタチコマは健気で可愛かった!萌えた!!(←結局、結論はこうなる) 歌を歌わせたのはやり過ぎかと思うが--。バトーの終盤の行動はかなり嫉妬が入っていたと解釈したい。男のジェラシーとは恐ろしいものである。( -o-) sigh...
人によって何を思い浮かべるかは違うだろうけど、私は松本清張の『昭和史発掘』を連想していた。事件の影に陰謀・術策がゴーロゴロである。戦前・戦後の不穏な雰囲気な事件をうまく掬いあげている感じだ。
全エピソードを通して一番印象深かったのは放送塔の上で自決する場面である。塔の立体感とかヘリからの実況画面のノイズとか、とにかく映像の構成も見事で迫力があった。思わず何度も巻き戻して見直してしまったほどだ。
エピローグは原作の冒頭の方につながっているが、これは単なる引用に過ぎないと考えて、3rdの登場を期待するぜい。
ところで新登場した緑色のは〈フチコマ〉じゃなくて〈ウチコマ〉なのね~。
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コメント
攻殻機動隊について記事をトラックバックさせてもらいました。
別の観点から作品をみたものです。
投稿: 根岸のねこ | 2005年5月 6日 (金) 21時28分
コメントありがとうございます。今回トラックバックをさせていただきましたが、コメントを頂きうれしいです。またいい記事がかけましたらトラックバックさせていただきます。
投稿: 根岸のねこ | 2005年5月 7日 (土) 17時23分