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2005年6月26日 (日)

バッハ・コレギウム・ジャパン第69会定期演奏会

J・S・バッハ/ライプツィヒ時代1725年のカンタータ3
会場:東京オペラシティ コンサートホール
2005年6月24日

前回の演奏会はなんと日を間違えて行き損なったという大失態を犯してしまった。トホホである。(泣) 今度こそちゃんと行くぞー、と一週間も前から入念にチェック! 無事にたどり着けたのである。しかし、「間違えて前回のチケット持って来ちゃったりしてな、ナハハ」と冗談が頭の中に浮かび一人ニヤニヤしていたが、突然不安になり持って来たチケットを取り出して見ると、それは正に4月に行き損ねた回のチケットであったのだ!

ぎゃ~~~~~~~っ(>O<)

私はオペラシティの上りエスカレーター上でムンクの『叫び』の人物のように、声なき悲鳴をあげたのであった。
いや、まあ、受付行って定期会員なのを話したらちゃんと再発行してくれたから良かったけどね(会員は毎回同じ席なのだ)。これが以前みたいに毎回、チケぴで買っていたらダメだったところだ。
【教訓】行き損なったコンサートのチケットはさっさと捨てるべし!

さて、今回でしばらく続いたコラール・カンタータのシリーズは終了。最後の3曲で締めくくりである。目玉となるのはその中でも最終曲となるBWV1で、冒頭の合唱は極めて華やかな印象のもので素晴らしかった。何せホルンとオーボエ・ダ・カッチャが加わり、さらにソロ・ヴァイオリンも二人いるという編制だからだ。

しかし、独唱歌手のことを考えるとむしろ前半のBWV127の方がもっと良かったかも知れない。しばらくぶりに見たG・テュルクのテノールは流麗な甘美さが遺憾なく発揮されていたし、バスのP・コーイの歌いっぷりは堂々と安定していて素晴らしかった。
が、それよりもさらに良かったのはソプラノのC・サンプソンで、清澄で美しいうえに力強い歌声であった。まさしく理想のバッハのソプラノという感じだ。オーボエのソロとの絡みも心地よく、聴いてて思わず涙が出そうになってしまった。この曲ではリコーダーも効果的に使われていた。

楽器との絡みでいうと、BWV126のバスのアリアもなかなか面白かった。コーイの歌の背後の通奏低音には複雑で何か特別な響きがあって、メンバーが懸命に演奏している--というより、正しくは「通奏低音の底力を見るんじゃ、ゴルァ」という気迫のようなものがヒシヒシとステージ上から伝わって来るようだった、と言った方がいいだろう。(これはあくまでもトーシロの感想で、本当に「懸命」だったのかは不明)
関係ないけど、コーイ氏やせたなあ、と第一印象で思ったが、よくよく見たらヒゲをサッパリと剃っていてそう見えたもよう。

次回はC・サンプソンとロビン・ブレイズが出演という事で、必聴だろう。

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