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2005年6月11日 (土)

「ブルー・レクイエム」

監督:ニコラ・ブークリエフ
出演:アルベール・デュポンテル
フランス2004年

原題は「現金輸送車」?か。それがなぜこういう邦題になったのかは不明であるが、輸送車が燃え上がる冒頭からつかみはオッケー。一人の男が現金輸送の警備会社に入社する場面に変わり、その後は何やら緊迫した調子で現金輸送のエピソードが続く。個性強過ぎの様々な性格の警備員たちの取り合わせが面白い。
主人公の背後に何があるのか分からないままに終盤へと突入し、全ての謎が明らかになる……。

うーむ、その終盤に入るまではとても面白く見ていたんだけど、事の真相の部分にちょっとというかかなり無理があってガクッ(x_x)となってしまった。
あんな乱暴な計画(最後のやつ)たてるか? あのような事態になって非常ベルも鳴らないし、警察にも連絡が行かないとゆうのはおかしくないか。
いや、そもそも輸送会社が現金取りまとめているという設定が変だとと思う。いくら小口でもやっぱり銀行の仕事だろう。

というわけで、最後はいささか不満だが同じフランス映画の『コーラス』同様、上映時間九十数分という短さで地味な話ながら面白く見せているのは好印象であった。

それから、雑誌や広告などの紹介文で、映画の後半に初めて明らかになる事実をネタバレしているのは一体どーいうことよっ! 明らかに興行側が流しているあらすじだと思うのだが、これでは意外性半減--どころか三分の二減である。責任者呼んで来~い(怒)

関係ないけど、予告でやってた韓国映画(『マイ・リトル・ブライド』だっけ?)があまりにも大昔の少女マンガのラブコメみたいなんで笑ってしまった。今さら、そんなのやるかーという感じだ。

主観点:7点
客観点:6点

追記:輸送トラックの恐ろしい話が、確か大平健の『顔を失くした女』に出て来たと記憶している。もう、生半可なミステリよりもずっと恐ろしい衝撃的な話なので御一読をオススメ。

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