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2005年7月27日 (水)

「ラストショウ」に唖然とする

作・演出:長塚圭史
出演:風間杜夫ほか
会場:パルコ劇場
2005年7月21日

以前の作品の劇評などを読んで、長塚圭史の芝居を面白そうだと感じてて見に行く事にした。最近は、芝居自体を見る機会がめっきり減ってしまい、若手の劇団や人の作品もどんなものかとチェックしてみたいというのもあった。
さて、客席を埋め尽くすはほとんどが若い女性。中に芝居ファンとおぼしき男性や高年齢者がチラホラだ。

だが……なんですか?これは??
異常なモノやら人をたくさん出せば面白くなると思ってんのかね。そんな事をしたら効果が相殺じゃないの。平凡なモノを描く力が無いからだろうとか、疑っちゃう。その証拠に前半の父親がヨメと普通の会話をする所は退屈極まりない。(隣席の若い女は眠っていた)
その後、獣姦、人肉食、詐欺、高速増殖炉事故--。でもって、妊娠してる女の腹を殴る、包丁を振り回す、息子をいぢめるオヤヂの登場ですよ。もう異常のテンコ盛り。お腹いっぱい。
話が二転三転するが、起伏のある話というより単にストーリーテリングの才能がないからとしか思えない。

いい歳こいて、包丁突きつけて「おれを好きになれ」って……小学生ですか? いや、それとも風間杜夫に代表される団塊の世代あたりを、ガキっぽいとおちょくっている話なのだろうか。そして、素直で良い子のな若い世代(作者が該当)は、お子ちゃまがそのままデカくなったような狂暴で考え無しの上の世代に迷惑をこうむっている--そういう事なんだろうか。

しかし、何よりも驚いたのはラスト会場の何ヶ所か、すすり泣きが聞こえて来たこと。もうビックリ(-o-;) これのどこで泣けるんですか?!
私には理解不能な世界である。
もう二度とこの作者の作品を見る事はあるまい。

劇中で古田新太が何度も大汗かいていて、すご~く調子悪いように見えた。大丈夫か?

後記:この芝居の祟りか、数日後に見るはずだった結城座の源氏物語を完璧に忘れていて、行き損なった。_| ̄|○ なんでこうなる。
もっとも、地震のあった日だから、見に行ってたら完全に渋谷あたりで足止め食っていただろうが……。でも、すごく見たかったよ、結城座(T_T)

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