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2005年7月19日 (火)

MDに呪いをかける

TEAC製のMDデッキが故障してしまった。買ってまだ二年である。
そもそもこれを買ったのは、数百枚ある(これでも引っ越しの時にウン百枚捨てて来たのだ)LPレコードを、将来のためにダビングしておこうと考えたからである。将来のためというのは、今あるレコードプレーヤーが壊れてしまった時のことだ。

テープデッキは二台あるが、カセットテープはもうすぐ消滅してしまうのではないかと予想したのだ。だから、テープに録音したライブ番組などもダビングしようと考えた。
それまで、私はMDプレーヤーを持っていなかった。音楽は家でしか聴かないので(ウォークマンの類いは昔一台買ったきりだ)、MDというメディアには全く縁がなく、触るのも二年前が初めてだった。

しかし、実際の所ダビング計画は遅々として進まず、単にNHK-FMのクラシック番組を録音しただけであった。長時間録音できるので、その点だけはカセットテープよりいい。
結局6枚分だけ録音した。

そして--7枚目にしてデッキはぶっ壊れてしまったのである!
ちゃんとタイマーをセットしたのに、録音されていない。おかしいと思って取り出そうとすると、中でゴトゴトいってるだけでディスクが出て来ない。何回かいろんなボタンを押してみてようやく出て来る。最初ディスクに欠陥があると思って交換してみたが、同じ事であった。
たった6枚しか録音していないんだよっ! なんで壊れるのかっ。
全然モトが取れてないぞ!!ゴルァ

さて……どうしたものか。
保証期間は過ぎているので、修理を頼むと出張代を取られてしまう。加えて部品交換なんぞしたら、たちまち購入価格と大して変わらなくなってしまう。かといって、秋葉原の購入店まで手で持って運ぶなんてとてもできない。

ということで、今の私にできるのはMDというメディアが衰退して、この世から早く消えてしまうように呪う事だけであった。くっそ~~、許せん(`´メ)

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