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2005年10月 2日 (日)

「銀河ヒッチハイクガイド」

以前の記事にも書いた通り、ヒジョ~に期待していた。予告や紹介番組など見る限り、すごく面白そうだったからである。ギャグでは『レッド・ドワーフ』みたいなヤツとSFヲタク度では『ギャラクシー・クエスト』みたいなヤツが合体したようなもんかと想像して、『今年度後半はこれじゃ~」なんて待ちかねていたのである。

が……期待は裏切られた。
見事にである。_| ̄|○

なんだかテンポが悪くて、一度笑ってから次の笑いが来るまでに口開けて待ってるのがくたびれちゃうというか--もっとドタバタした展開(主人公を災難が次々襲う!)かと思ってたらかなりノンビリしてるし。役者がボーッと立ってるだけのような構図の画面も多いし。
ようするに話の展開にも編集にも映像作りにもメリハリがないんである。

それからS・ロックウェルの大統領やジョン・マルコヴィッチの教祖様はともかく、中心の3人のキャラクターがあまり個性が無いのも痛い。ヒッチハイクガイドの作者フォードなんて影が薄過ぎて、主人公を地球から脱出させる以外に役目があったのかギモンである。

テーマはSFネタとしてよくあるものだが、非マニアには分かりづらい上級者向け。おまけに最後に分かるコトの真相ってやつが字幕のせいもあるだろうけど、ほとんど意味分かんない。原作をネタバレしているサイトを見てようやく「ああ、そういう話だったのか」と納得した。

良かったもの
○イルカの歌
○ヴォゴン星人がひっくり返るトコ。ダンゴムシを思い出す気持ち悪さで笑ってしまった。
○終盤の「工場」の場面と、教祖の「下半身」の特撮映像はお見事。感心したっ。

それ以外は……えーっと、「レッドドワーフまた再放送してくんないかなー」なんて思ってしまった。
今年度最大の期待はずれであった。

主観点:5点
客観点:5点

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『銀河ヒッチハイク・ガイド』 原題:The Hitchhiker's Guide to the Galaxy 製作:2005年米 監督:ガース・ジェニングス 出演:サム・ロックウェル、モス・デフ、ズーイー・デシャネル 全世界で1500万部もの売り上げを誇る伝説的カルトSF小説−....... [続きを読む]

受信: 2005年10月30日 (日) 15時19分

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