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2005年12月16日 (金)

「モーツァルト&ヴィヴァルディ/ヴィヴァルディ公演」:シャリュモーが渋過ぎですよっ

北とぴあ国際音楽祭記念事業
演奏:寺神戸亮、レ・ボレアード、ダリオ・ポニッスィ
会場:北とぴあさくらホール
2005年12月4日

かつて都内唯一の古楽&現代音楽の音楽祭だった北区主催の「北とぴあ国際音楽祭」であったが、景気の後退と共に規模縮小となり、現在では音楽監督の寺神戸亮がオペラなどを年一回公演を続けているのみとなっている。
今年は趣向を変えて、モーツァルトとヴィヴァルディの二日間公演。私はモーツァルトは守備範囲外なので、二日目の昼のヴィヴァルディの方に行った。

あまりにもポピュラーで毎度皆様お馴染みの『四季』を中心に、各楽章の間にヘンデル、テレマン、コレッリのコンチェルトを挟むという構成。
さらに「ご家族向け」を意識して、D・ポニッツィが『四季』の楽章ごとのソネットを朗読し、演奏中にパントマイムを披露して楽しめるようにしてある。もっともそれが成功しているかは謎だ。側に座っていた小学生の兄弟は終始退屈しているように見えた。大体ソネット自体が小学生に理解できるとは思えない。(もちろん大人たちはみな喜んでいたもよう)

演奏者の方は、BCJのメンバーとかなり重なっていた。特に今では寺神戸、若松、高田のヴァイオリン3人が揃うことはないので嬉しい。
弾き振りをした寺神戸さんは、曲に合わせて酔っ払ったアクションをつけて弾いたり、パントマイムの相手をしたりして大活躍。しかし、演奏自体は大きなメリハリをつけながらも極端に走らず、じっくりと耳を傾けたくなるものであった。

他ではテレマンのシャリュモーを使った曲が目を--じゃなくて耳を引いた。シャリュモーって初めて聞いたが、クラリネットの前身の楽器だそうな。その響きもそうだが、曲自体も「ご家族向け」どころか非常に「通向け」のように思えた。
ともあれ、小学生はともかく私は楽しめたコンサートであった。またも北区には足を向けて寝られねえー。区民の皆さん、ありがとう \(^o^)/

さて、パンフの後ろの記事によると来年度から音楽祭が復活とのこと。メデタイ! ただし、西洋だけじゃなくて東洋も含めたグローバルなものにするらしい。しかし、そうすると「東京の夏音楽祭」と内容的にかぶっちゃうんじゃないのと何気に心配。
来年の演目は決まっていて、実相寺演出によるハイドンのオペラとか。うーむ、面白そうなんだけど私はハイドンも守備範囲外なんだよね……。

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