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2006年1月 8日 (日)

「マショーのノートル・ダム・ミサ」:あの女子大の内部に潜入

サブタイトル:グレゴリオ聖歌と14世紀ポリフォニーによるミサ形式の演奏会
演奏:ヴォーカル・アンサンブル・カペラ
会場:聖心女子大学聖堂
2006年1月3日

ミサ曲を実際の典礼の形式に則って演奏しているカペラの演奏会。
今回はこれまでよりさらに時代を遡って、14世紀のマショーの極めて有名なミサである。なぜ有名かというと、この作品が「一人の作曲家による最古の通作ミサ曲」だからだ。つまりこれが一人だけの作曲家が作った最初のミサ曲かも知れないのである。(少なくとも他には現存していない)

元来この曲の演奏はどちらかというと、エキセントリックで変テコな響きを押し出したもので、いかにも現代の感覚からすると「中世っぽい」(14世紀だとホントはルネサンスだが)ように聞こえるのだが、今回は全く違った。なんだか、柔らかく穏やかな印象。テンポもゆっくりめで、ゆるやかに展開されるポリフォニーの世界をたゆたう感じ……となると、当然のことながら暗く暖かい眠りの海へと舟をこぎ出す人多数、なのであった。
ここはマショー先生、平安のひとときをありがとう \(^o^)/と素直に感謝しておこう。

さて、会場はあの(!o!)ド貧民は絶対に入学できないというウワサの聖心女子大であった。まあ、正月だったからお嬢様学生の姿は皆無だったけどね。カトリック系だから当然、立派な聖堂があるのだ。残響が非常に豊か--豊か過ぎて、開演前にカペラの主宰者の花井哲郎がレクチャーをしたが、言葉が良く聞き取れないほどである。なんとかしてくれい。
まだ三が日で、他のコンサートも少ないせいか客は結構入っていた。

ところで、聖堂に行く途中にある時代劇のロケをしてもいいような立派な日本家屋はなんなのだろう? あそこで「お作法」(←死語)の授業とかやるのかな(^^?

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