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2006年1月 1日 (日)

新春随想:歴史は後から作られる

新年である--だからと言って、別に何が変わる訳でもない。
変わるどころか、困ったことがある。
まだ大掃除が終わっていないのだ。
いや、これは正確ではない。終わっていないどころか、三分の一ぐらいしかやっていないのだ。まだ序の口というところだ。このままでは正月も掃除に費やさねばならないだろう。

しかし、新年なのである。体を動かすのもイヤだ。ゴロゴロしながら話題の『下流社会』(三浦展)の冒頭の「下流度」チェックをしてみる。……と、なんと収入以外の項目は全て当てはまってしまうではないか!
つまり私は「下流」なのである。であるからには、大掃除をしないでゴロゴロしていても当然なのである。それどころか、やりかけで放り出してしまっても仕方ないのだ。だって下流なんだも~ん。向上心もなんにもないんだよ。もう掃除なんてやらねーのよ。

あ、いや、こういう事が書きたかったのではない。いやしくも新年なのである。一年の最初くらいまともな事を書かねば……(;^_^Aアセアセ


実は31日に掃除を始める前にちょっとビデオを見ようかなとテレビをつけたら、なんとNHK-BS放送の「ロック誕生50年」の再放送をたまたまやっていて、ついそれ(4時間半)を見てしまったのである。一応、蛍光灯の交換と掃除をしながら見てたんだけど、やはり気がつくとテレビの前で見入っているのであった。
最初に放送された時には「別に今さら見なくてもいいや」と思ってあえて無視してたんだが……。

特に第一部・第二部(ロックの誕生からパンク台頭直前)は、MTV出現前なので、もう海外のミュージシャンの映像を一度でも拝めたらオンの字の時代であった。
「ああっ、あの○○が生きて動いている!信じられねえ~、この目にシッカと焼きつけておかなくては」(テレビの前にペッタリ張り付く)--みたいな時代だったわけだ。なので、熱心に見てしまった。
第三部となると、部分的にはもう見飽きた映像なんかもあったりして……まあ、懐かしかったけどさ。(^-^;

感想としては二つ。
50年の歴史をまとめるのは大変だと分かってはいるものの、やはり見ていて「ピーター・フランプトンを丸々一曲やっといて、×××を華麗にスルーというのはどういうことよ。責任者出て来ーい」(`´メ)というような部分は色々あった。
それから、とある二つのバンドをかなり大きく取り上げていたが、もし十年前に同じような企画をやったとしたら、おそらくそのバンドはほとんど無視状態だっただろう。それは彼らが近年再評価されてきたから、今はそんな風に時間を割いて紹介されたのだ。

とすれば、固定した「歴史」などというものは元々存在せず、結局のところ「現在」の反映に過ぎないことになる。
つまり、過去に「歴史」が在るのではなく、現在において作られるものなのだ。そういうことが、よーく理解できた番組でもあった。

もう一つは--
やっぱりジェフ・ベック、カッコええ~ \(^o^)/
惚れ直しました。(*^-^*)ポッ
「永遠のギター・ヒーロー」として神棚に奉りたい。マンションだから神棚ないけどさ。
突然、懐古モードに入ってしまい、「Blow by Blow」のヴィニール盤を引っ張り出して聴いてしまった。天才です。(T^T)感動の涙よ。

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