「バロック音楽をあなたに」:有田先生に陳謝
演奏:有田正広、有田千代子
会場:松明堂音楽ホール
2006年4月9日
有田正広(フラウト・トラヴェルソ)千代子(チェンバロ)夫妻だけの演奏会である。念の為に書いておくと、フラウト・トラヴェルソというのはバロック期のフルートのこと。モダン楽器と違って、外見が完全に簡素な木管楽器で「デカい横笛」という感じだ。
仕事が忙しくて、完全に超寝不足状態。実は、こんなで行っても仕方ないから取りやめようかと一瞬考えたほどだ。しかし、折角チケット買ってあるんだしと気を取り直して出陣する事にした。
松明堂は定員80人ほどの極めて小さなホール。眠気虫来襲に備えて、念の為端の壁際に座る。
演目はクープラン、バッハ、などからプレ古典派までのフルートと通奏低音の曲が中心。中にはルイエという全く知らない作曲家も入っていた。
トラヴェルソのソロというのはコンサートに行った記憶がなくて初めてだったが、大きなホールで聴くのとは全く違って、小さな場所で身近に聴いてみると、極めて暖かみのある音色で心地よかった。
しかし、事前に心配していた通り、冒頭から巨大な眠気虫がグワシッと噛みついて来て、私は前半のプログラムの三分の二ぐらいは眠りの世界に引っ張り込まれていたように思う。
後半はやや回復したものの、眠気虫は油断するとすぐ攻撃してくるのであった……。
有田先生、すいませんm(_ _)m 次回はちゃんとした状態で聴きに行きます。
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