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2006年10月 8日 (日)

「フランス・バロック宗教音楽の夕べ」:夜の護国寺に迷う

演奏:コントラポント、フォンス・フローリス
会場:東京カテドラル聖マリア大聖堂
2006年9月22日

どうもこの会場は苦手である。十年ぐらい前に二度ほど行ったが、あまりに残響が長いので音がよく聞き取れず、その後ここでやるコンサートは敬遠するようになってしまった。中世やルネサンス期のアカペラ合唱曲あたりならいいんだろうけどね。

しかしフランス・バロックの宗教曲となると日本ではあまり演奏されないので久し振りに行ってみた。
フォンス・フローリスというのはアマチュアやプロの合唱団が集まって結成したもので、なんと八十人以上の大所帯でビックリ。なんでも当時は実際にこんな大編成で演奏されたらしい。
コントラポントはヴォーカル・アンサンブル・カペラの主宰者花井哲郎がリーダーのグループで、こちらは後期ルネサンスからバロックの曲をやるとのこと。

プログラムはド・ラランド、リュリ、シャルパンティエ。始まるとやはり大編成の合唱に圧倒されるが、私は遅れて行ったせいで席が端の方になってしまい、しかもこの聖堂の座席配列は横に長いんだよねー。
という訳で、反響のせいで合唱は前から聞こえるが、独唱は真横から、楽器は斜め後方から聞こえてくるという変な具合になってしまった。

当然段差は無いので、合唱の人たちで上の方の段のメンバー以外は全く姿が見えない。私の側には最初から見るのを諦めて目をつぶって聴いている人もいたぐらいだ。

というわけで、宗教曲としての迫力はあったが、おフランス・バロック期の繊細な「粋」の部分は全く聞き取れないコンサートとなってしまった。この会場では仕方ないことだろうが。

終演後、合唱団が立っていた段を見たら小型のスピーカーらしきものが数個配置されていた。これは反響のために何もないと合唱団全員が同期して歌えないせいか?

さて、十年ぶりなんで東京カテドラルへの行き方をすっかり忘れてしまった。有楽町線の護国寺駅からが一番近そうなので降りてみたが、これが大失敗。もう暗くなっててどの道を行ったらいいのか全然分かんない(>_<)
駅に降りた時点からそれらしき中年女性が前を歩いていたので、目星をつけて必死に後をついてったら無事にたどり着くことができた、ホッ。
もしあの女性がコンサートへ行くんでなかったら、私は完全に迷って夜の町をさまよい歩いていただろう。(大汗)
今度行く時は(行く機会があったら、だが)江戸川橋駅で降りることにしよう。

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