ベルナール・ヴィンセミウス オルガン・リサイタル:武蔵野オルガンの夜その1
会場:武蔵野市民文化会館小ホール
2007年2月3日
ヴィンセミウス氏、実は全然知らないのである。
しかし、「巨匠レオンハルトと共に歴代オランダ国王の戴冠式が行なわれることで名高いアムステルダム新教会でオルガニストを務める」なんてチラシの惹句に惹かれてチケットを買ったのである。
前半はスウェーリンク、ベーム、ブクステフーデなどの渋い、かつ地味な小曲が並ぶ。よって、眠気虫に心地よく食いつかれていた人も結構いたもよう。
最後のムファット(「オルガン音楽の練習」なんて曲集書いてたのね。知らんかった)でようやく盛り上がる。
後半はバッハ・プログラム。自分で編曲したチェンバロ協奏曲のオルガン版は躍動感あり。おなじみの曲だがオルガンだと新鮮な印象で面白い。
その後、コラール・プレリュードと「トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調」と続いた。
サントリーホールや所沢ミューズだと高い位置なので分からないが、この会場だと脚の動きがよく見えてよかった。チェンバロ協奏曲は、通奏低音は脚で弾くみたいな感じがよーく分かった。
なぜか来月も武蔵野でオルガンのコンサートに行く予定。
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