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2007年4月 8日 (日)

「フランス・バロックの輝き」:ボワモルティエに冷汗

奥田直美リコーダーリサイタル
演奏:奥田直美、平尾雅子、野澤知子
会場:近江楽堂
2007年3月29日

実は肝心の奥田直美という若手リコーダー奏者のことは全く知らないでチケットを買った。「関西を中心に活動」ということなので、知らなくても仕方ないか。オペラシティのHPを眺めていて、曲目が好きそうなヤツだったのと、平尾さんがガンバをやっているので選んでみたのである。

会場の聴衆は、普段のバロック系で近江楽堂に来るようなタイプとはかなり違っていた。中にリコーダーの師匠筋の向江昭雅もいたもよう。

プログラムはルイ14世時代のオトテール、ドルネル、ボワモルティエなどの曲を演奏。そのほとんどはフルート用の曲なので大きめのヴォイス・フルートという(名のリコーダー)のを使っている。

演奏で良かったのは、まず第一部のオトテールの組曲の中でのガンバとの二重奏。二つの楽器の絡み合いが良し。それからドルネルの組曲は粋にして躍動感あり。一方、ボワモルティエはどの曲も演奏が難しそう。聴いてるだけでも冷汗が出てくる感じだ。
一番良かったのは最後のオトテールの組曲だろう。何やら哀愁感が漂い、シミジミとした気分になった。
ということで、全体的に満足度の高かった演奏会であった。

それにしても、近江楽堂のような小さい会場で間近にチェンバロ+ガンバの通奏低音を聴くと、かなりの強靭さを持った響きなのに驚かされ、それを聴くだけでも心地よかった。

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