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2007年4月23日 (月)

「トリオソナタ集1&2全曲演奏会 第1回」:ブクステフーデ、只者ではないことを知る

ブクステフーデ没後300年記念
演奏:桐山健志、風早一恵、平井み帆
会場:近江楽堂
2007年4月14日

ブクステフーデというとバッハの先輩筋のドイツ・バロック地味な音楽家--と意味もなく思い込んでいたのだが、実際に聴いてみると何やら意表を突いた展開に突然なったりして、全然地味じゃないじゃん。
--なんて、認識を改めましたです、ハイ。

トリオソナタって普通四人(通奏低音が二人)でやるとばかり思ってたら、こういう風に三人(通底はチェンバロ一人)でやるのもありなのね。知りませんでした。(・・ゞ

奏者三人とも息の合った演奏をしながら、一歩も引かずという感じ。
良かったのは、前半の方のソナタ2番。冒頭、ガンバが主になってグイグイ弾いていき、終盤はそれぞれの楽器が気迫あるぶつかり合いになるのであった。

第2回は十月に予定。最近いいコンサートが少ない、とお嘆きの諸氏には是非ともお勧めしたいものである。


それにしても、途中で山手線が止まっちゃって焦りまくった。頼むから土曜の午後に渋谷のホームから飛び降りたりしないでくれ~。どうせやるなら一時間に一本しか走らないようなド田舎の単線で--って、そういう問題か。
こういう時、振替輸送をしてもらうとスイカやらパスモは清算が大変そうであったよ。

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