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2007年6月 3日 (日)

もはや「otaku」に日本は無関係

《ふぇみにすとの雑感@シカゴ》より、

「アニメセントラルコンベンション(A-Cen)」のレポート(「1」から「4」まであり)
「アメリカン・オタクの変遷」
「スタッフの視点からみたアメリカのアニメコンベンション」(「1」と「2」あり)

あちらのコンベンションの様子がよーく分かります。
読んで興味深かったのは

SFーとくに小説系のSF-には、以前はエリート主義的なところがあったが、アニメやマンガ系はもともと「子どもの読み物であるマンガ」的に捉えられがちなこともあり、SFファン的なエリート主義がなかったという。

これは元SF者として、何となく思い当たるような気がしなくもない。(汗)


パネルでは「日本」とか「日本人」は残っているようにみえるが、ブースをみても、コンベンションにきている人たちをみても、「日本」なんてそう大きな関係はない感じだった。むしろ、「日本」は自分たちの好みにあわせて導入するときはする、って感じだ。

もはやアメリカ人は、「日本」なんか超えてしまって、自分たちの文化の一部として楽しみはじめたと思えるのだ。

もはやオタク文化を日本が世界に発信、なんて悠長な事を言ってる場合じゃないってことですねえ……。

ところで今年のSF大会はワールドコンなわけだが、どうなるんじゃろか。

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