もはや「otaku」に日本は無関係
「アニメセントラルコンベンション(A-Cen)」のレポート(「1」から「4」まであり)
「アメリカン・オタクの変遷」
「スタッフの視点からみたアメリカのアニメコンベンション」(「1」と「2」あり)
あちらのコンベンションの様子がよーく分かります。
読んで興味深かったのは
SFーとくに小説系のSF-には、以前はエリート主義的なところがあったが、アニメやマンガ系はもともと「子どもの読み物であるマンガ」的に捉えられがちなこともあり、SFファン的なエリート主義がなかったという。
これは元SF者として、何となく思い当たるような気がしなくもない。(汗)
パネルでは「日本」とか「日本人」は残っているようにみえるが、ブースをみても、コンベンションにきている人たちをみても、「日本」なんてそう大きな関係はない感じだった。むしろ、「日本」は自分たちの好みにあわせて導入するときはする、って感じだ。
もはやアメリカ人は、「日本」なんか超えてしまって、自分たちの文化の一部として楽しみはじめたと思えるのだ。
もはやオタク文化を日本が世界に発信、なんて悠長な事を言ってる場合じゃないってことですねえ……。
ところで今年のSF大会はワールドコンなわけだが、どうなるんじゃろか。
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