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2007年6月17日 (日)

「インスピレーション!」:美女と野(以下略)共演

演奏:ロー・フュジェール&タブラトゥーラ
会場:ハクジュホール
2007年6月12日

ロー・フュジェールはカナダ出身のパフォーマンス・アーティスト(って、紹介でいいのか?)。シルク・ドゥ・ソレイユや自分のプロジェクトで歌手・ダンサーとして活躍中。
数年前に来日して波多野睦美+つのだたかしと共演して、迫真の日加美声対決が行なわれたのであった。

しかし、今回は古楽集団タブラトゥーラと共演。こ、これではまるで金髪美女と野(略)……いやいや美女と野郎ども共演というところでしょうか(^o^;
そのため、客席はロー目当ての若くてオッシャレ~な人(ダンス系か?)が多くて、普段とはチト違う印象。

暗い舞台にタブラの五人が静かに控える中、ローが緋色のクリスタルボウルを持って入場。「ボウル」と言っても、日本語の「鉢」ってのが当てはまるような形だ。
彼女がバチのようなものでボウルの周囲をこすりはじめると、ビョ~ンというような不思議な音が広がって行く。さらに静かなホールの左右に長く互いにこだましていくのが実によく体感できる。
さすが、座席のスペースは都内で五本の指に入るくらいに狭いが、音響は五本の指に入るくらい素晴らしいハクジュホールだけのことはある。

しばらくの間、ロー単独でボウルの音を自分のヴォイスを混ぜて操るうちに、タブラのメンバーが即興演奏で入ってくる。最初のうちはどちらかというと、現代音楽っぽかったが、リズムが速くなってくるにつれエスニックな感じに。そして舞台中央に躍り出て、大きく声を発し踊るローの姿はまるで畏るべき異教の巫女のようであった。知らず、戦慄みたいなのを感じてしまったよ。
終了までの時間は30分ぐらいかと思ってたら、50分近く経っていた! 驚きである。

後半はタブラの定番曲の演奏で開始。またも、つのだ団長の客席への「ブラボー」要請を経て、数曲後に今度はローの方が演奏途中で登場。それ以降は彼女の歌を中心とした共演となった。

アンコールは3曲で、2曲めは「スカボローフェア」だった(S&Gのより原曲に近い?)。ラストに至っては一同踊り弾きに加え、団長はカスタネット両手に跳ねまくっていた。
いやはや、ロー・フュジェールの横で共に踊ってサマになるのは世界中でも、つのだたかしぐらいなものだろう(^○^)ギャハハ やはり彼女の3倍はあると思われる(当社推定比)胴回りのせいだろうか?
当然、会場はブラボーと拍手の嵐となった。

やはりタブラはある意味行き着くとこまで行ってしまってもはや無敵状態になっているので、やはりこのぐらいの異種格闘技をしないとご本人たちも客もメラメ~ラとは燃えないようだ。

今回の感想は「聴いた!見た!ヨカッタ!」の一言だった。

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