バッハ・コレギウム・ジャパン第77回定期演奏会:同じ楽器をやっていると……
ライプツィヒ時代1725年のカンタータ 7
会場:東京オペラシティコンサートホール
2007年6月13日
実はこの日、3連チャンでコンサート行った中日であった。
そのせいか全体的にどうもかなり集中力に欠いた調子で聴いていた。いかんねー。それにBCJはもうある程度の水準には達していると分かっているから、安心して聴いちゃうなんてところもあるかも知れない。
ブクステフーデ・イヤーということもあってか、恒例の冒頭オルガン演奏はブクステフーデの曲から始まった。かなり意表を突いた展開の曲。
カンタータ1曲めと4曲めは金管とティンパニが入りかなり祝祭的だった。中の2・3曲めは独唱をじっくり聞かせる感じだ。2曲めの中の、二本のフラウト・トラヴェルソとアルトのアリアがなかなかによかった。それと、両替屋推薦歌みたいな3曲めのソプラノ+アルトのアリアは通奏低音がキビキビしてて快感。
中でも一番良かったのは、宗教改革記念日用だという4曲めの、冒頭の合唱とコルノ・ティンパニを含む楽器演奏部分がそれぞれに複雑にして壮麗で、聴いてて目が回るような感じでウット~リしてしまった。あー、やっぱりバッハ先生ス・テ・キ(*^^*)
ただ3番目のコラールではコルノの二人は非常に苦しそうだった。
余談だがこのお二人、片方は恒例の島田氏で、もう一人は下田という人なのだが、なぜか体格や顔つきや髪型その他が似ている。少なくとも鈴木兄弟程度には似ているぞ。
も、もしかして、同じ楽器をやっていると身体的にも似てしまうのであろうか?……って、んなバカな(\_\;
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コメント
TBさせていただきました。
同じ会場にいたんですね〜不思議。
私の席からはコルノの下田さんの顔がよく見えませんでした。残念。(島田さんは見えたのに)
投稿: manimani | 2007年6月19日 (火) 02時25分
TBとコメントありがとうでした。(遅レスご容赦)
BCJは、古楽・クラシック系のブロガーな方々は結構行っているようであります。(^^;
時々、百人ぐらいの会場でもいたりするので要注意です。(何が?)
私の席では、下田さんの顔しか見えませんでした。最初、島田さんかと思っちゃった。(大袈裟)
投稿: さわやか革命 | 2007年6月22日 (金) 06時35分