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2007年7月 1日 (日)

レオ○来たる!

グスタフ・レオンハルト チェンバロ・リサイタル
会場:トッパンホール
2007年6月25日

レオ翁来た~~っ!
運良く手に入れられたトッパンホールのチケット。満員御礼完売だったもよう。なぜ、こちらの会場を選んだかというと、プログラムの内容もあるが、やはり第一生命ホールだと職場から行くと遠いんだよね……。でも、バッハも聴きたかったなあ(x_x)と後悔したが、後の祭であった。

二種類のチェンバロを弾き分ける唯一のプログラムということもあって、演奏家など音楽関係者が多数いたようだ。目の前をチェロの懸田氏や鈴木(弟)氏がウロウロしている。評論家もいたようだが、こちらは顔を元々知らないんだから判別不能であった。

開始の合図が鳴ると、もはや客席はシ~~ンとして身じろぎもせず。ひたすら巨匠にして生ける世界遺産、世界的人間国宝の登場を待ち受ける。これではチラシどころか針が落ちても聞こえそう。ましてやケータイなんぞ鳴らしたら八つ裂きにされそうな緊張感に満ち満ちていた。
曲の合間も最初のうちはせき払い一つ聞こえないという状況であった。さすがである。

前半はイタリアン・タイプでバードの曲から始まる。どうもここの所ライヴ行き連チャンの疲れからか甚だしく集中力が落ちている上に、CDでもどうも今イチぴんと来なかったバードで、その後もいささか気分は下降気味のまま終わった。

後半はフレンチ・タイプを使用。フローベルガーの組曲が甘美にして哀愁をそこはかとなく漂わせウットリとなった。作者不詳の組曲、ラストのフィッシャーも素晴らしかった。

アンコールに入る前にちょっとしたアクシデントがあった。若い女性(多分、休憩時間に床にペッタリ座って調律を眺めていた人)がステージに近寄り何か白くて平たい物をレオ翁に渡そうとしたのだ。彼はおっという感じで見て、一瞬手に取りそうになったがそのまま拒否の仕草をして引っ込んでしまった。女性は正体不明物をステージに置いたまま戻った。
私は最初、サインを貰おうとしてノートを広げて行ったのかと思って、ギョッとなったのだが、彼女がそれをステージに置いたので何かプレゼントなのだと分かった。
2ちゃんの関係スレによると、レオ翁の肖像画を描いてプレゼントしようとしたが、そこにサインをねだられたと勘違いされて受取りを拒否された--とあったが、本当のところはどうだったんだろか?
そんな事があったせいか、アンコールは一曲だけだったのよ(T_T)

ステージでのたたずまいはさすがに年老いたり、という感じだったが、こちらを読むとどうもご本人はいたって元気だったらしい。
《チェンバロ漫遊日記》より「レオンハルト健在なり!」
「老マエストロの残り香」
それにしてもショッピングとは何を買ったんざんしょか。まさかアキバには行ってないだろなあ。

それから、音楽関係者でもなさそうなのにどうも顔に見覚えがある客が数人いるなあ、と不思議だったのだが、よくよく思い出してみると目白バ・ロック祭りの客席で何回か見かけた人だったのだ。同じような人間はいるもんだと感心。


さて、ここまで「レオ翁」としてきたが、どうも愛称としては言いにくい感じ。かといって、「レオ様」では俳優のようでちょっとケーハクな印象である。
そこでもっと彼にふさわしくて、いい愛称はないものか--とわたくし考えました。
そして、苦しみ悩み考え抜いた揚句(~_~;)遂に思いつきました! 皆様も是非ご使用下さい。
それは……

 「レ オ 爺

これでどうだ~ \(^o^)/

あ、あ、皆様モニターに向かって石を投げないで ((((((((^^;)コソコソコソ

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