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2008年5月 4日 (日)

「番線」:読みてし止まん

080504
本にまつわるエトセトラ
著者:久世番子
新書館2008年

「暴れん坊本屋さん」の作者が、様々な「本」の現場を取材したエッセイ・マンガ。
その取材範囲は友人、編集の担当者など身近なご近所さんから、国会図書館、三省堂辞書編集部まで。
そのテーマは装丁、写植、連載マンガのあおり文句など専門的なこともあれば、本の貸し借りや本棚収納、思い出の教科書など個人的なこともあり。特に外部には窺い知れない国会図書館内部潜入記は興味深くて必見さっ。

いずれの話もユーモアたっぷりで笑わせてくれる。
とりわけ身近なテーマでは、私にも身に覚えのある話が……
例えば「本棚どかしたら床がひずんでた」なんて(引っ越しの時に判明)。

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それからカラー口絵の番子さんの部屋--まるで自分と同じで笑ってしまった。私も今日買ってきた本(CDも)はとりあえず、袋に入れたまま部屋の隅に転がしておき(転がしたまま存在を忘れることも)、本棚に入りきらない本は横積み、友人に借りた本は借りた時の袋に入れて保存。
それから雑誌を読み終えてとりあえず横に置いておこうとすると、なぜか先月号が既にそのまま置いてあったりして……全く同じじゃねえ~かっω(TOT)ω

愛本家の人は必読よん

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コメント

私も買いました!
最近、本ネタのエッセイマンガも増えて、ついつい手にとってしまいます。
国立国会図書館の本にはカバーがない! 人間より本優先! 台本板も健在! しかし後数年でいっぱいになったらどうするんでしょう…… 東京本館はあれ以上増築できませんよねえ。
関西の学研都市はまだスペースがありますが。

投稿: しの | 2008年5月11日 (日) 22時22分

国会図書館はもう久しく××年くらい行ってませんなあ……(遠いまなざし)。
スペース確保にはマイクロフィルム化を進めるぐらいしかないですかね。それでも限りがあるし。

そう言えば、貴志祐介の「新世界より」には思いがけない形で国会図書館(の、つくば分館)が出てきてビックリしました。

投稿: さわやか革命 | 2008年5月12日 (月) 23時54分

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