Ensemble I Zefirelli: "Mr. Händel im Pub"サブタイトルに「バロック・ミーツ・フォーク」とあるように、パブでトラッドソングやダンス曲と共にヘンデルが聞かれてたかもよ--的に構成された迷盤。意欲はあれど中身が追い付かぬのが難。こういうのがあると買わずばいられぬ自分がクヤシイ。他にパーセル、コレッリなども。
David Crosby & The Lighthouse Band: "Live At The Capitol Theater"D・クロスビーが亡くなる直前に発売されたDVDとセットのライヴ・アルバム。録音自体は2018年である。若手たちと楽し気にやっている。
ヨハネス・プラムゾーラー&アンサンブル・ディドロ: 「旅のコンチェルト バッハ/ピゼンデル/クレス」プラムゾーラー新作は当時の名演奏家たちが演奏旅行先で披露したと推測される曲を集めたもの。バッハ、ピゼンデルほか6曲中4曲が世界初録音である。
フライブルク・バロック・オーケストラ: "Concerti All'arrabbiata" 「アラビアータ(激辛)風協奏曲集」17世紀イタリアは唐辛子の最大消費地って本当? かの地にふさわしいテレマン、プラッティ、ヴィヴァルディ等のホットな曲を送る。指揮はゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ担当。
リナルド・アレッサンドリーニ& コンチェルト・イタリアーノ : 「VIVALDI BACH「調和の霊感」全曲&バッハによる編曲6作」バッハ先生のヴィヴァルディ愛、アレッサンドリーニのバッハ&ヴィヴァルディ萌えがよーく分かる好企画盤。2枚組でも愛が溢れすぎて収録しきれねえ!というぐらいの勢いだ。
ヴァンサン・デュメストル&ル・ポエム・アルモニーク: 「ルイ14世の婚礼」1660年、結婚式でどの曲が演奏されたのか記録は残っていないところを、デュメストルが実際に行なわれた礼拝堂で再現。個人的にはカヴァッリのマニフィカトの演奏がコンチェルト・パラティーノ版とは別の曲のように異なるのに驚いた。
ザ・スマイル: 「ア・ライト・フォー・アトラクティング・アテンション」レディオヘッドの二人にドラムが加わったスリー・ピース・バンドを結成。という体裁だが、様々なゲストを加えて混沌かつアッサリとした音世界を構築している。
ボニー・レイット: "JUST LIKE THAT…"ベテラン歌手にしてギタリストの6年ぶりの新作。他人の曲を取り上げることが多かったが、今回は曲(歌詞)作りの面でも高い評価を受けている。円熟の味がしみます。
リアノン・ギデンズ: "THEY'RE CALLING ME HOME"今年のグラミーで最優秀フォーク・アルバム賞受賞。なんとトラディショナルや古いフォーク・ソングに交じってモンテヴェルディの「苦しみが甘美なものならば」が出てきて驚いた。モンテヴェルディの美メロが広く周知されて感動ですっ。
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ホール全体を揺るがす壮麗なホルンに始まって、渋い中低音のヴィオラ+スパラに終わる全行程が素晴らし。 スパラ三人男はもちろんだが、フェルナンデス+若松+寺神戸という組み合わせも嬉しかったなー しかし、あんな小人数で来週の川崎ミューザは大丈夫なのか?
ちゃんとした感想を書きました。
投稿者 さわやか革命 時刻 22時04分 古楽(2005~2008年の記事) | 固定リンク | 0 Tweet
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