秋のコンサート二つ紹介
諸般の事情によりブログ記事を書くのが遅れまくっているので、以下のコンサートについては簡単な記録にとどめておきます。
◎小池耕平「イタリアの道」
会場:日本福音ルーテル東京教会
2008年10月30日
リコーダー奏者の小池耕平が作曲家ごとに作品を演奏していくシリーズの第1回。この日はコレッリで他のメンバーがガンバ+チェンバロ+オルガン(と上に重ねたチェンバロ)という珍しい編成であった。
ソナタ曲を続けてトリはやはり「フォリア」、というプログラム。新たにリコーダー用に編曲したとのことで、かなり難しそうな装飾してあった。そのせいか、演奏の途中で何回か高音の部分は膝を上げてリコーダーを支えていたのはビックリ。初めて見ました。
教会内にリコーダーの伸びやかな音が響いて心地よかった。
次回はマンチーニをやるとのこと。
◎合唱団フォンス・フローリス「シャルパンティエの音楽」
会場:トッパンホール
2008年11月2日
この合唱団は花井哲郎が主宰して、複数のグループ(セミプロ、アマも含むもよう)が合同で結成。フランス・バロックの宗教曲を専門にやるとのこと。花井氏の元々からのこだわりのようだが、ラテン語の発音もフランス風にやる。
というわけで、大人数だが服装などはそれぞれのグループによってバラバラである。前回聴いたのはこの時ですな。
この日はシャルパンティエの小規模な宗教曲を4曲演奏。男声独唱者と通奏低音はプロの方々が担当したが、どちらかというと合唱が中心の曲でそのところどころにソロが挟まるという構成だった。当時もこのように大きな編成で演奏されたのだろう。
双方ののコンサートとも客は身内の人間が大多数だったみたいだ。私みたいに完全な部外者は珍しいかも。
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