ノーチェックだった新国立劇場で!
今まで、新国立劇場でのオペラの上演予定なんか発表されても、全く無関心であった。バロックオペラなんかやらないだろうし、やったとしてもどうせモダン楽器使用だろうなんて思っていたのである。ところがなんと5月にモンテヴェルディの『ポッペアの戴冠』をBCJがやるではないかっ
BCJからハガキが来て初めて知ったぞ
この演目は以前BCJ&二期会の組合せで見たのだが、その時はネローネがテノールだった。だが、今度はレイチェル・ニコルズ……(!o!) かなり濃ゆい感じである。
さらに皇后役は波多野睦美。数年前のコンサートでそのアリアを歌ったのを聴いた時には、あまりの迫力に圧倒されてしまったほど。期待であ~るo(^-^)o ワクワク
もちろん、先行でゲットだぜっ
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コメント
「ポッペアの戴冠」は2007年9月にアムステルダムの歌劇場DNOで観たのが、一瞬も飽きさせない舞台で、その興奮がブログ開設の発端になりました。(1年以上たってますが)
演奏はクリストファー・ルセ指揮のレ・タラン・リリクで、ルセが3時間熱演しまくりでした。(指揮とチェンバロ演奏で彼だけ休む暇なし)。オケのほかの連中は、彼だけに熱演させて、ネローネ(美しいメゾのマレーナ・エルンマン!)とポッペア(演技は可憐なダニエル・デ・ニース)の迫真のラブ・シーンになると、手を休め身を乗り出して舞台に見入ってました。
舞台衣装はワダ・エミさん、演出はピエール・アウディの手堅い仕事で、印象に残るオペラ体験です。
BCJはモンテヴェルディのオペラもやっちゃうんですね。こちらに遠征演奏しに来るときはバッハ一辺倒なのに。
やっぱり、ネローネにはかっこいいメゾのズボン役でやってもらいたいです。とっても楽しみな公演ですね。
投稿: レイネ | 2009年1月30日 (金) 08時12分
そう、そうなんですよ!!
これは楽しみです!!
新国立劇場なら・・公演中止はないでしょうしね。
投稿: アルチーナ | 2009年1月30日 (金) 09時32分
レイネさん、アルチーナさん、早速のコメントありがとうございます
|こちらに遠征演奏しに来るときはバッハ一辺倒なのに
やはり、対外的には「日本人のバッハ」というのがウリなんでしょうか。
http://yohirai.asablo.jp/blog/2009/01/16/4059268
↑こちらのブログを見ると「セミ・ステージ形式」とありますね。
BCJからのハガキには「コンサート・オペラ」とあるから演奏会形式なのかしらん(?_?; でも、「演出」とか「衣装」とあるんでやはりオペラ公演なんですかね。
とりあえず、中止はないと信じていますが、5月の公演を3月中旬にチケット発売というのは……売る気あるんかいと、新国を問い詰めたい気分です。
投稿: さわやか革命 | 2009年1月30日 (金) 21時28分
BCJは2002年に二期会と組んで、「ポッペアの戴冠」を上演しています。僕も観に行きましたが、鈴木兄の「ポッペーア」解釈は、やや生真面目過ぎるように感じました。
でも、あの時は二期会の若手公演で、個々の歌手の様式感には相当問題がありました。今回の森麻紀や波多野さんには期待が持てそうですし、オッターヴィアとアルナルタがカウンターなのも楽しそうです。
「コンサート・オペラ」と云うのは、オケはピットに入り、舞台上には簡単なセットを置いて、歌手も多少は演技する形式のようです。
http://www.nntt.jac.go.jp/frecord/updata/20000049.html
投稿: Pilgrim | 2009年1月31日 (土) 21時21分
Pilgrimさん、「コンサート・オペラ」について情報どうもです。
鈴木(息子)優人と共に演出担当の田村吾郎という人は「映像」担当の大西景太と一緒にアーティストとして活動しているようですね。これは、演出が斬新ですごーく面白くなるか、あるいは大きく外すか…… どちらかになるかも。
二期会の時は確かに歌手たちがバロック期の歌唱法などに全く縁がない感じで……。あと、演出が「ワーグナーもどき」を狙っているように思えたのも大きな減点でした。
あの時とは異なる新たな「ポッペア」を聞かせてくれるのを期待したいです。
投稿: さわやか革命 | 2009年1月31日 (土) 21時56分