ロバート・グラスパー: "In December"今年のクリスマスはこの一枚で決まりだっ!
ラ・ヌオヴァ・ムジカ、ルーシー・クロウほか: 「ヘンデルズ・アンサング・ヒーローズ」A・チャンスなど歌手5人を迎えて、気鋭の古楽グループがヘンデルの名アリアの数々を演奏しまくっております。
パット・メセニー: "MOONDIAL"バリトン・ギターを使ったソロ・アルバム。自作・他人作半々だが前作路線を引き継ぎ、境界もなく宙に浮遊するようなメセニー節となっている。
ザ・ディセンバリスツ: アズ・イット・エヴァー・ワズ、ソー・イット・ウィル・ビー・アゲインフォークやカントリー味に初期の音が戻ったかと思わせておいて、ラストの曲はなんと20分近い大作。道理でいつまで経っても終わらないわけだ。
パール・ジャム: 「ダーク・マター 」前作からはや4年!? そんなに経ったのかという感じだが手堅く新作を出し続けるのはさすが。ただエディ・ヴェダーの声も歳取って来たな、などと余計な感慨を抱くのであった。
ブルース・コバーン: 「オー・サン・オー・ムーン」デビュー50周年記念盤として作られたもの。1年以上前に出ていたのだが気付かなかったですよ。裏ジャケの写真や歌声はさすがに老境を窺わせるもので、元気に音楽活動を続けてほしいと願うばかり。なにげにバックコーラス陣は豪華である。国内盤が出たのはありがたいこってす。
民謡クルセイダーズ: 「日本民謡珍道中」CDは2作目となる。前作に比べてリラックス要素が減り、尖ったサウンドづくりになっている。英訳歌詞が付いてるけど「木曽節」はほとんど意味ないというか……。
ピーター・ガブリエル: 「i/o」完全オリジナルアルバムとしては20年ぶりとな! 2枚組に同じ12曲が二通りのミックスで入って二度楽しめる? 私はダーク・サイド・ミックス派ですなあ。ブックレットのアート作品の選択は相変わらず完璧である。
ラ・レヴーズ: "Theater of Musick"これもCD沼から拾い上げた。王政復古期の英国、劇場をにぎわせたマシュー・ロックとパーセルの劇音楽よりそれぞれ抜粋して構成。パーセルがロックに向けて書いた追悼曲もあり。
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最近、新聞もちゃんと読むヒマがなくて知りませんでした(>_<)
J・G・バラード死す
関連記事はこちらです。
最近の長編はあんまり読んでないですが、中学生の時に買った短編集は未だに保存してあります。 まあ、なんつーか、一つの世界観の象徴が消失したって感じですかねえ しかし、十歳も年上のブラッドベリは……元気ですな(;^_^A
心より追悼いたします
←一番最初に買ったのがこれ。もう、紙が真っ黄色です。
投稿者 さわやか革命 時刻 00時41分 書籍・雑誌 | 固定リンク | 0 Tweet
10代の頃から知ってるSF作家が亡くなっていくのは、哀しいです〜 私は何をいちばんに買ったかわすれちゃいましたが、本を確認すると、『時間の墓標』がいちばん黄ばんでいました。次に変色著しかったのが『結晶世界』……でも、これは焦茶色の「世界SF全集」(高校の図書館にあったのよ!)で読んだと思うんですよ。
今、新刊書店でバラードの本って半分以上絶版か品切れで買えませんね。
合掌……
投稿: しの | 2009年4月27日 (月) 20時28分
私も「結晶世界」はあのSF全集で読みました 地元の図書館に入ってましたのよ。
|今、新刊書店でバラードの本って半分以上絶版か品切れ
な、なんだって~~(>O<) まあ、そんなもんですかねえ…… 自伝が訳されるといいなと思ってるんですが。
投稿: さわやか革命 | 2009年4月27日 (月) 22時54分
こんにちは。 はじめまして。 え、バラード亡くなったんですか? いま知りました(情報遅い)。 中学・高校時代(70年代)、創元推理文庫で 「結晶世界」「狂風世界」などを面白く読みました。 「ニューウェーヴの旗手」などと呼ばれていましたね。 いまは半分以上絶版・・・なんですか。 なんだか寂しいです。
投稿: 木曽のあばら屋 | 2009年5月 3日 (日) 20時38分
こちらこそはじめまして(^-^)/
バラードの死亡記事は本当に小さかったんで、見逃した人が多かったかも知れませんね。 その後、追悼記事も出ないようですし……。万人受けするような作風ではないんで、仕方ないかも知れません。
投稿: さわやか革命 | 2009年5月 4日 (月) 00時38分
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コメント
10代の頃から知ってるSF作家が亡くなっていくのは、哀しいです〜
私は何をいちばんに買ったかわすれちゃいましたが、本を確認すると、『時間の墓標』がいちばん黄ばんでいました。次に変色著しかったのが『結晶世界』……でも、これは焦茶色の「世界SF全集」(高校の図書館にあったのよ!)で読んだと思うんですよ。
今、新刊書店でバラードの本って半分以上絶版か品切れで買えませんね。
合掌……
投稿: しの | 2009年4月27日 (月) 20時28分
私も「結晶世界」はあのSF全集で読みました 地元の図書館に入ってましたのよ。
|今、新刊書店でバラードの本って半分以上絶版か品切れ
な、なんだって~~(>O<) まあ、そんなもんですかねえ…… 自伝が訳されるといいなと思ってるんですが。
投稿: さわやか革命 | 2009年4月27日 (月) 22時54分
こんにちは。
はじめまして。
え、バラード亡くなったんですか?
いま知りました(情報遅い)。
中学・高校時代(70年代)、創元推理文庫で
「結晶世界」「狂風世界」などを面白く読みました。
「ニューウェーヴの旗手」などと呼ばれていましたね。
いまは半分以上絶版・・・なんですか。
なんだか寂しいです。
投稿: 木曽のあばら屋 | 2009年5月 3日 (日) 20時38分
こちらこそはじめまして(^-^)/
バラードの死亡記事は本当に小さかったんで、見逃した人が多かったかも知れませんね。
その後、追悼記事も出ないようですし……。万人受けするような作風ではないんで、仕方ないかも知れません。
投稿: さわやか革命 | 2009年5月 4日 (月) 00時38分