カフェ・ツィマーマン&ダミアン・ギヨン: 「ラメント」ドイツ・バロックの器楽曲と声楽曲における「哀歌」をテーマにしたアルバム。シュメルツァー、ビーバー、バッハ一族など。
パール・ジャム: 「ギガトン」前作からまたサウンドが変化--というか様々なタイプの曲が並列され混沌としたイメージを形成している。
エルヴィス・コステロ: 「ヘイ・クロックフェイス」新作はかなりネジくれてとがった作風。一見さんお断りの感あり。
ルーマー: 「ナッシュヴィル・ティアーズ」"NASHVILLE TEARS"前作はバカラックのカバーアルバムだったが、今回はカントリー畑のヒュー・プレストウッドというソングライターの作品を取り上げた。癒しのアメリカーナ風味。
グレゴリー・ポーター: 「オール・ライズ」ジャズ・シンガーながらR&Bやゴスペル味も加えたヴォーカルが味わえるアルバム。ゴージャスな音の作りで濃いい~感じ。ジャケットはもう少し何とかしてほしかった。
ロジャー・イーノ&ブライアン・イーノ: 「ミキシング・カラーズ」弟ロジャーが作った素材を兄ブライアンが調理--という形で作られた共作アルバム。アンビエントであるが抒情味も感じさせる。アレンジが微妙に異なる同一曲が再び出てくるのは催眠効果狙いかしらん。
Ensemble Stravaganza: Abendmusiken 「夕べの音楽」タイトルはブクステフーデがリューベックで始めた演奏会の名称。ブクステフーデ以外にエルバッハ、ラインケンなど渋いところの合奏曲が収録されている。
ビル・フリゼール, ペトラ・ヘイデン, ビル・フリゼール, ハンク・ロバーツ, ルーク・バーグマン: 「ハーモニー」ビル・フリゼールを中心とした4人グループによる「歌もの」アルバム。彼の自作と懐かしいスタンダード曲からなる。全く凝ったところがなくシンプルで親しみやすい。ペトラ・ヘイデンの父チャーリーの「ゼア・イン・ア・ドリーム」は名曲ですね(^^)
« バッハ・コレギウム・ジャパン第84回定期演奏会:主よ、我が箸は宙に虚しく舞い(ソプラノ・アリア風に) | トップページ | 旧盤発掘:SDREの巻 »
最近、新聞もちゃんと読むヒマがなくて知りませんでした(>_<)
J・G・バラード死す
関連記事はこちらです。
最近の長編はあんまり読んでないですが、中学生の時に買った短編集は未だに保存してあります。 まあ、なんつーか、一つの世界観の象徴が消失したって感じですかねえ しかし、十歳も年上のブラッドベリは……元気ですな(;^_^A
心より追悼いたします
←一番最初に買ったのがこれ。もう、紙が真っ黄色です。
投稿者 さわやか革命 時刻 00時41分 書籍・雑誌 | 固定リンク | 0 Tweet
10代の頃から知ってるSF作家が亡くなっていくのは、哀しいです〜 私は何をいちばんに買ったかわすれちゃいましたが、本を確認すると、『時間の墓標』がいちばん黄ばんでいました。次に変色著しかったのが『結晶世界』……でも、これは焦茶色の「世界SF全集」(高校の図書館にあったのよ!)で読んだと思うんですよ。
今、新刊書店でバラードの本って半分以上絶版か品切れで買えませんね。
合掌……
投稿: しの | 2009年4月27日 (月) 20時28分
私も「結晶世界」はあのSF全集で読みました 地元の図書館に入ってましたのよ。
|今、新刊書店でバラードの本って半分以上絶版か品切れ
な、なんだって~~(>O<) まあ、そんなもんですかねえ…… 自伝が訳されるといいなと思ってるんですが。
投稿: さわやか革命 | 2009年4月27日 (月) 22時54分
こんにちは。 はじめまして。 え、バラード亡くなったんですか? いま知りました(情報遅い)。 中学・高校時代(70年代)、創元推理文庫で 「結晶世界」「狂風世界」などを面白く読みました。 「ニューウェーヴの旗手」などと呼ばれていましたね。 いまは半分以上絶版・・・なんですか。 なんだか寂しいです。
投稿: 木曽のあばら屋 | 2009年5月 3日 (日) 20時38分
こちらこそはじめまして(^-^)/
バラードの死亡記事は本当に小さかったんで、見逃した人が多かったかも知れませんね。 その後、追悼記事も出ないようですし……。万人受けするような作風ではないんで、仕方ないかも知れません。
投稿: さわやか革命 | 2009年5月 4日 (月) 00時38分
名前:
メールアドレス: (ウェブ上には掲載しません)
アドレス(URL):
この情報を登録する
コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。
内容:
この記事へのトラックバック一覧です: 訃報(J・G・バラード):
コメント
10代の頃から知ってるSF作家が亡くなっていくのは、哀しいです〜
私は何をいちばんに買ったかわすれちゃいましたが、本を確認すると、『時間の墓標』がいちばん黄ばんでいました。次に変色著しかったのが『結晶世界』……でも、これは焦茶色の「世界SF全集」(高校の図書館にあったのよ!)で読んだと思うんですよ。
今、新刊書店でバラードの本って半分以上絶版か品切れで買えませんね。
合掌……
投稿: しの | 2009年4月27日 (月) 20時28分
私も「結晶世界」はあのSF全集で読みました
地元の図書館に入ってましたのよ。
|今、新刊書店でバラードの本って半分以上絶版か品切れ
な、なんだって~~(>O<) まあ、そんなもんですかねえ……
自伝が訳されるといいなと思ってるんですが。
投稿: さわやか革命 | 2009年4月27日 (月) 22時54分
こんにちは。
はじめまして。
え、バラード亡くなったんですか?
いま知りました(情報遅い)。
中学・高校時代(70年代)、創元推理文庫で
「結晶世界」「狂風世界」などを面白く読みました。
「ニューウェーヴの旗手」などと呼ばれていましたね。
いまは半分以上絶版・・・なんですか。
なんだか寂しいです。
投稿: 木曽のあばら屋 | 2009年5月 3日 (日) 20時38分
こちらこそはじめまして(^-^)/
バラードの死亡記事は本当に小さかったんで、見逃した人が多かったかも知れませんね。
その後、追悼記事も出ないようですし……。万人受けするような作風ではないんで、仕方ないかも知れません。
投稿: さわやか革命 | 2009年5月 4日 (月) 00時38分