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2009年4月26日 (日)

「ヘンデルのフルートとチェンバロの音楽」:なぜか有田家のお大尽ぶりを想像す

090426
演奏:有田正広&千代子
会場:松明堂音楽ホール
2009年4月11日

毎年恒例の四月の松明堂、有田夫妻のコンサートである。今回の演目は没後250年記念のヘンデルだ。

当然ながら有田先生は笛だけではなく舌の方も冴え渡り、演奏の合間の話も興味深いものであった。
ヘンデルは楽譜を勝手に出版されてブチ切れてannoy初めて著作権を主張したとか、しかもその出版業者は勝手に移調して別の楽器用に出したとか、とある楽章だけ作者不詳の違う曲にすり変っていたとか……。
いや~、ヘンデル先生も大変だっdash

しかも、不思議なことになぜか有田氏はフルートのために作曲された作品は「どうも、面白い曲がない」と一つも吹かず、その他の楽器用(オーボエ、リコーダー、ヴァイオリンなど)から移調された曲ばかり演奏したのだった。
も、もしかして有田先生もひねくれ者?(@∀@)

原曲がヴァイオリン用のものは音が高過ぎて出ない所や、息つぎができない部分などあるそうだが、もちろん難なくこなしたのは言うまでもない。

前回公演と同じく楽器保護のため、会場のほとんどの照明は消された中で演奏された。
前半使用のトラヴェルソは黒檀製で、パンフには「1725年」書かれている(\_\; 表面はひびが入っているそうだ。
後半は同じ製作者--ということは、やはり製作年代も同じぐらいの古さ?--の象牙製の白いもの。こちらの方が音量があるせいか、前半は閉められていたチェンバロの蓋を開いて演奏された。

オペラやオラトリオなど壮大な作品とは全く違った親密なヘンデルの音世界を小空間で堪能できました(^^)
ただ、最前列に座ってた若いモンが絶えず落ち尽きなくて身体を動かしてるのが目に入って、イライラしてしまった。一番前で腕を上に上げて伸びなんかしたら、観客全員の目に入ってんだぞ、分かってんのか(`´メ)ゴルァ

それにしても、コピー楽器でなくてまさに当時作られたモノホンのオリジナル楽器を何本も持っているということは……もしかして、有田先生ってすごいお大尽dollar
そう思い至った私の脳内ではたちまちに妄想が炸裂したのであった。

広大なる山野の真ん中で「あっちもこっちもぜ~んぶ有田さんとこの土地、境も見えねえよ」と四方を指すご近所在住の老人。
さらには、時は江戸時代、先祖である「有田の殿様」(←ちょんまげ付けて三段重ねの豪華座布団に座っている)の元にしずしずと献上される細長い物体。
「殿、これが珍しき異国の笛でございまする」「なに、笛とな(=ΦωΦ=)キラーン☆」
……えー、始まるととどまる所を知らないんでここら辺で止めときますsweat01

帰りは、また向かい側のパン屋でパンを買って帰った。おいしかったですうheart01

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