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2009年6月 6日 (土)

NHK教育「芸術劇場~ラ・フォル・ジュルネ音楽祭」感想

最初は録画して後で見ようかと思いましたが、結局そのまま最後まで見てしまいました。

1-バッハ・コレギウム・ジャパン:カンタータBWV78
2-ビオンディ&エウローパ・ガランテ:ヴゥヴァルディ「四季」
3-ドロットニンホルム・バロック・アンサンブル&バーバラ・ヘンドリクス:ペルゴレージ「スターバト・マーテル」
4-ピエール・アンタイ&ル・コンセール・フランセ:カンタータBWV33

BCJは翌日に「催事場」ホールで同じ曲を聞いたが、会場のせいか録音のせいか、合唱の迫力がかなり低下して聞こえたのは残念。2曲目の二重唱はその時も感じたことだが非常に速いテンポの演奏で、喜び勇んで小走りに歩んでいくという歌詞の内容と合わせている。またレイチェル・ニコルズがその躍動感をうまく表わしているなあと改めて感じた。ちょびっとレイチェルたん萌え~
りり子女史や三宮氏など他の奏者はちゃんと映されてたのに、チェンバロ担当の大塚氏だけ忘れ去られていたのは残念無念であ~る。

ビオンディの「四季」は録音でしか聞いたことがないが、それよりもずーっとアクの強い演奏になっててビックリした。あともう少しでレッド・プリーストになりそう(^o^;
しかも、全曲完全放送だったのも驚き 日本における「四季」の人気の強さを知る思いであった。LFJでもいつか「完全四季祭り」みたいのをやったらどうだろう。どの時間、どの会場に行っても「四季」が演奏されてんの いや、私が行くかどうかは別ですがね(^O^)

3は、歌手お二人の唱法が完全に私の守備範囲外なのでパスッ

4はやはり同じ曲を翌日聞いた公演。その時よりダミアン・ギヨンがずーっとよく聴こえた(&見えた)。オーボエも同様。
ギヨン氏、BCJのモテット公演にも出るので楽しみよ(*^^*)

TV放映だとソロを取ってる歌手や奏者の後ろにいる人たちが、やたらと目に入って困るのよ。つい、そっちの方に注目しちゃったりして(^=^;
4だと「お、ファゴットの美男のおにーちゃん、完全休憩モードだな」とか……

結論としては、2か3の代わりにラ・ヴェネクシアーナのブクステフーデをやって欲しかったのう。

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コメント

私も見てました~♪
アンタイはソロのCDはたくさん持ってますが、指揮は聴いた事がないし、LFJでもチケット取らなかったので、興味深く見ました。
すごく繊細な手つきの指揮振りで、歌手よりもむしろ、オケのノリがすごく良くて、感心しました。

ビオンディの「四季」は、昔初来日の時に聴いてるので、今年のLFJは行きませんでした。
放送を見て、ビオンディ「年取ったなあ!」が第一印象。
ヴァイオリンを構えた時の、「アゴの下のポニョ」みたいな脂肪に愕然・・・!
これって音にも影響するのでは??と心配に。(笑)
金髪だったはずの髪も、ただのゴマ塩頭になってるし。
ああ・・・・・でも、自分だって同じだけ年を取ってるんですよね。○| ̄|_

★私も3の代わりに、ブクステフーデが見たかったです。

投稿: REIKO | 2009年6月 6日 (土) 16時52分

ビオンディは私が行った別プログラムの方が良かったなあ~という印象でした。

|金髪だったはずの髪も、ただのゴマ塩頭になってるし。

あれっ?元は黒髪だったとばかり思ってました。もっとも、遠くからしか見たことないですからよく分からないですが。
かなり恰幅もよくなっててオヂサンぽさが増大してましたね。

コルボなんかもやるのかと思っていたのですが--大物はまだ隠してあるのかな(^^?

投稿: さわやか革命 | 2009年6月 7日 (日) 11時45分

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