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2009年7月 5日 (日)

「ターミネーター4」:ただ今、柳の下に深く潜行中

090705
監督:マックG
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン
米国2009年

noteダンダダンダダダンッnotesお馴染みのテーマ曲に乗って始まった第4作目。遂に未来編へ突入であるon ヤッタネ \(^o^)/

思い起こせば××年前、最初は全く興味の埒外であった第1作目--どうせムキムキ大男シュワちゃんありきのB級映画だろうと思ったのだ--であったが、雑誌などで「これは拾いもん」とか「B級ではないれっきとしたSF映画」などという評を見て、見に行ったのであった。
結果は……なるほど、これは面白かった! アクションも凄いがタイム・パラドックスの扱いもうまい。
で、もちろんその後の続編も律義に見続けてきたわけであるよ。

こ、これは(-o-;)
見ているうちにニヤニヤ笑ってきてしまった( ̄ー ̄) 別にギャグが入っている訳ではなくて、あまりにもいい加減でおかしい所変な部分続出だからだ。
こりゃ、もう笑って見るしかないってなもん!

とにかく、脚本がメチャクチャshock あの設定はなに?あの伏線はどうなった、などなど挙げていけばキリもない。

人間側は滅亡寸前みたいな感じで、インフラを破壊され耐乏生活を送りつつレジスタンスしているようなのに、なぜか戦闘機はピカピカの新品に見える謎。
広いLA(だっけ)の廃墟で、たまたまカイル少年と謎の男マーカスが出会う確率はどのくらいよ?
機械を停止するシステムを開発してその後どうなったの。
人間の基地で内輪もめであんなにドンパチやったら、あっという間に敵から発見、空爆されてオシマイになりそう。

そもそも、この話自体カイル少年の視点で描くべきだったのではないか? マーカスと共に行動するうちに、ジョン・コナーがチラリと登場、みたいにだ。
なんでも、ジョン役のC・ベールがごねて出番を増やさせたという噂も乱れ飛んでいる。真偽は分からんが、そんな噂が出ても仕方がないくらいの展開なのだ。
おまけにこのジョン・コナー氏、冒頭では単に部隊の一兵士として登場してきたはずなのに、なぜか基地に帰るとリーダーだし、何もしてないのに「救世主」とか言われてるのは謎である。『ハリ・ポタ』を思い出しちまったぜい。

それと、予告で地球破滅もの2本、巨大ロボットもの2本やっていて、それを見てから本編に突入したらまた同じような場面が出てきて飽きてしまった。ハリウッドでは柳の下にドジョウが十匹ぐらいいると思ってるのだろうか。

さらにダメ押しは終盤の展開。いくらなんでも、ありがたく「××」を貰っちゃうんですかいdanger
一作目が公開された時点で、既に「未来の救世主は、自分の父親が死ぬと分かっているのに、一体どんな顔をして過去へ送り出したのか」という疑問が、ファンから取りざたされていたが、この無感情な冷徹さでは平然とやりそうである。(もしかして、その伏線なのかっ?)

役者ではマーカス役のサム・ワーシントンがよかったかな。……というか、他がほとんどパッとしない。折角のマイケル・アイアンサイド特出ももったいない使い方。どうせだったら、彼に最前線で機械をブチ壊す役をして欲しかった。

それにしても、機械と人間が争うという設定はSFなどによく登場するけど、実際はどうかね? 憎悪も怒りの感情もない機械なら、人間がいかに醜悪な存在だろうと完全に無視してくれるんじゃないかなあ。

これも三部作として製作が予定されているらしい。『スター・ウォーズ』エピ1~3のような醜態にならぬことを祈る--というより、もうなっちゃってるか(@∀@)アヒャ

ところで、TVドラマの『サラ・コナー・クロニクル』も見ているのだが、こちらのジョン君は思春期を強い女二人に囲まれて大変だ~(>_<) これで、ちゃんと救世主に出世できるのか? やはりちゃんとした父親が必要なのか。毎回それだけがハラハラドキドキです。


ハチャメチャ度:9点
シリーズ継続度:(採点ナシ)

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