宇野亜喜良×結城座「乱歩・白昼夢」特別展示会
会場:東京芸術劇場展示室2
2009年7月24日~8月12日
8月の下旬に池袋の東京芸術劇場で行われる結城座の公演に先立ち、美術・デザイン担当の宇野亜喜良の原画などを展示--ということで、早速行ってきましたよん
今度の公演は江戸川乱歩が題材で、写し絵を使用とのことらしい。以前、やはり写し絵を使った時は宮沢賢治の幾つかの作品が独自のストーリーに組み込まれていた--ということからして、同じように乱歩先生の作品が複数登場するのであろうか?
会場では、芝居の設定用のスケッチが真ん中に展示。ヒゲをはやした明智小五郎がいるが、エドガー・アラン・ポーに似せているとのこと。
周囲の壁には乱歩作品のイラストがあり、黒蜥蜴、人間椅子、芋虫などおなじみのものが取り上げられている。コーコツとした表情の人間椅子もイヤラシイ(^レ^;)が、芋虫は……もっとイヤラシーイっ&ブキミ
また、裸の小林少年の前でアヘアヘとポーズを取る二十面相や3匹のカタツムリも相当にヤバイんであった。
別の面の壁には、作品の登場人物から乱歩先生へあてたお便りの絵はがきが並べてあった。その中には黒蜥蜴の「次に狙うのは阿修羅像」なんて不敵な犯行予告もあったぞ。
他には広告に使われている人形の実物も置いて--じゃなかった、吊るしてあった。結城座が使用する糸あやつり人形だが、一部がいわゆる球体関節人形になっている。
こりゃ、8月下旬の公演本番がますます楽しみであ~る(*^^*) 乱歩先生もあの世でさぞ期待していることであろう。
ということで、私もハガキを書いてみることにした。
前略
乱歩先生
こいつはエロ過ぎです!
こんなにいかがわしくっちゃあ、よい子にはみせられねえ~。
悪い大人のみ推奨ですね(^^)
←乱歩先生大人気です(o^-^o)
【追記】7月28日は乱歩の命日だったそうです。うっかりしていました。
乱歩先生、ひねくれ者ならぬウッカリ者の私をお許し下せえm(_ _)m
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