「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(字幕版):自らの記憶力を試されるシリーズ
監督:デヴィッド・イェーツ
出演:ダニエル・ラドクリフ
イギリス・米国2008年
遂に6作目まで来た「ハリ・ポタ」シリーズ。子役たちもすっかり大人になって、観る方は自らを顧みて「ワシも歳を取るはずよ ┐(´~`)┌ フッ」などと感慨に更けるのは必至であろう。
5作目から原作を読むのを放棄。この6作目も全くの白紙状態からの鑑賞だいっ
なので、いざ映画館の座席に座ってから突然、前作の内容をほとんど覚えていないことを思い出した(-o-;)
えーと、えーと、確かシリウスが死んでそれからドタバタと色んな事が起こったような気が……でも、思い出せねえーっ(>O<)
しかし、そのままの状態で映画本編に容赦なく突入していったのであった。
今回は次の最終章に向けての「つなぎ」なんですかねえ。半分が生徒たちの恋愛バナシが占めていて、正直行ってどーでもいい感がタップリ。特にロン君はこちらのサイドのみでの活躍甚だしくて、完全にお笑い担当みたいだぞ。
もう一つの、新任のスラグホーン先生関係の過去譚もダンブルドア校長の動向も「次回をお楽しみに~(^^)/」的な性格が強い。(校長については、こちらのブログに終盤の行動が『スター・ウォーズ』のヨーダとソックリという指摘があったが、なるほど言われてみればそうである)
まあそんな調子なので、果たして次の最終章の公開の時にこの『謎のプリンス』の内容を覚えていられるのか……は自信が全くないのであった。
他に印象に残った事といえば、ドラコ君がすっかり成長してカッコよくなっちゃったのはオドロキよん(!o!)
ヘレナ・ボナム=カーターは相変わらずアクの強い役を嬉々として演じている。もっとも、ティム・バートンの『アリス』でのハートの女王もかなりキテますが。
青春開花度:8点
緊張度:5点
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