「ボルト」(字幕版):犬派、猫派、ヲタク派までオッケー
監督:バイロン・ハワード、クリス・ウィリアムズ
声の出演:ジョン・トラヴォルタ
ここしばらくの間に観た感動系の映画に片端からケチをつけていた私ではありますが、正直に言おう!
感動しちゃった(≧▽≦)キャー
も一つ正直に言えばディズニー印のアニメなんて映画館で見たのなんて××年ぶり--というか、もしかして初めてか?
そんな私σ(^_^;)がどうして見に行ったかというと、ピクサーのJ・ラセターが製作総指揮に入った第一作めということであり、また他の常連さんのブログを見ても評判がよかったからだ。
主人公はSFアクション物のTVドラマでスーパードッグとして活躍するワン公ボルト。子犬の頃から自分が本当に超犬だと信じ込まされて育てられているのだ。それが、現実世界にひょんなことから出る羽目になって、自分が普通の犬であることを知る。
と、なると思い出すのはピクサーの『トイ・ストーリー』のバズである。彼も自分が飛べると信じてたんだよね(~_~;)
これだけだと、犬派の方々は歓迎しても猫派は「関係ねえや」とそっぽを向きそうだが、そこは抜かりなし。ちゃんと世をすねたような達観した猫のミトンズ姐さんが登場する。それからブヨーンと太ったヲタクのハムスターも
で、この3人……ぢゃなかった3匹の珍道中が始まるのであった。
過去にあるようなネタを使用しているが、うまく話を作り上げている。涙あり、笑いあり、そして最後は自己回復して、ちゃんと白けることなく感動させてくれるのだから大したモンである。
私が見たのは字幕版(3Dはなし)だったんで、場内は小さなお子ちゃまはほとんど見当たらず、大きなお友だち多数だった。しかし、隣の席のガタイのいいにーちゃんは体を揺らして笑ってたし、反対側の女の子二人連れはラストで泣いていた。
いやー、久し振りに映画で素直に楽しませてもらいました(^o^)
ドラマ内の悪役の首領役の声はM・マクダウェルと豪華。で、ディレクター役はジェームズ・リプトン--って、あのアクターズ・スタジオの人ですか(?_?;
脇を固めるハト達は動きだけ見てても笑ってしまう。なんかミョ~にリアルなんだよね。あれは絶対、スタッフ達が制作時にハトの動きを互いに自分で実演しあって研究したと思うぞ(^J^;)
オマケとしてピクサー製の短編「メーターの東京レース」も併映。『カーズ』に登場する田舎 者 車のメーターが、東京に行ってドリフトレースをした、というホラ話を語って聞かせるというもの。変なトーキョーが派手に登場する。バックに流れる歌が、タモリの得意芸である「外国人が日本語を聞くとどのように聞こえるか」というヤツそのものなんで笑ってしまう。
一つだけケチをつけると、日本の警官はドーナツは食わんと思うが……。じゃあ、何を食っているかというと--えーとえーと、焼き鳥とワンカップ酒かっ(^^?(←あくまでも推測です)
犬度:8点
猫度:7点
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