「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」:狼野郎VS熊人間、涙の友愛
監督:ギャヴィン・フッド
出演:ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー
米国2009年
『X-メン』シリーズの前日譚。このシリーズの感想はこちらである……が、ブログでは最終作しか書いてないのね~。その前の二つはニフのフォーラムの方に書いてたのだった。
ここではウルヴァリンの隠された過去が明らかに--南北戦争より前から生きてたとはこりゃオドロキ(!o!) さらに兄との確執、毎度おなじみ政府の陰謀などが絡んで大変なことに。最後は原発が暴走する騒ぎになるかと思ってドキドキしてたが、さすがにそこまではいかなかった
完全なアクション指向につき、細かい背景描写も心理描写もふっ飛ばして突き進む。監督は『ツォツィ』の人で、それでもなんとか頑張っているようだけど、いかんせん脚本に何も書いてないんじゃあどうしようもない。まあ、見ている間は楽しめましたが(^-^;
最後の方はミュータント同士の戦いというよりは、『ターミネーター』風ロボットの戦闘場面の連続みたいだった。今日びのアクション物は結局みんなこうなっちゃうんだろうか。
なお、恒例となってきたエンドタイトル後の場面があるんでお忘れなく(o~-')b
忘れちゃイカンのが、プロフェッサーのビックリ特別出演。P・スチュワートのクレジットは出て来ないので、もしかして『タミ4』のシュワちゃんみたいにCG合成人物かしらんなどと疑いたくなった。
次回作はぜひプロフェッサーとマグニートーの若い頃の話をお願いします(舞台は何故か寄宿制の学校で)
兄役のリーヴ・シュレイバーは悪役だが、クマさんみたいでなんとなく憎めない感じというのが笑ってしまう。
主役のヒュー・ジャックマンはカッコエエです。脱いでもよし着てもよし、ヒゲもじゃ面もよしツルリン二枚目タイプもよし、しかも歌って踊れて達者なヒュー様であるが、実はこのシリーズ以外の出演作ってあんまりヒットしてないんじゃ……(?_?;(『プレステージ』も中ヒットぐらいだったし、『ヴァン・ヘルシング』はどうだったかな)
ということでこれからも頑張ってくれい。ガ ン o(`・ω・´)o バ レ
話題のジェームズ・キャメロン新作の予告をやっていた。こりゃ、すごーく面白いか、すごーく詰まらないか、極端に転びそう。
アクション度:8点
泣かせ度:4点
【関連リンク】
《描きたいアレコレ・やや甘口》
兄弟げんかのイラストを見て、子供の頃に隣家に年子の兄弟がいて取っ組み合いのケンカをすると、ドスンバタンと聞こえてきたのを思い出しました(^^;
薔薇をしょった主人公も往年の少女マンガ・モードでよいですね。
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