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2009年9月10日 (木)

「3時10分、決断のとき」:とーちゃんはつらいよ

090910_2
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ラッセル・クロウ、クリスチャン・ベイル
米国2007年

以前、米国の興収ランキングに入っていて、ラッセル・クロウ&クリスチャン・ベイルという組合わせならなら公開されるだろうと思って待っていたのだがその後音沙汰なし……てっきりお蔵入りかと思っていたらようやく公開である。ただし、都内で1館のみという扱い。やはり、西部劇というジャンルなのがマイナス要因だったかね。
でも、高年齢の男性で連日満員御礼という噂を聞いて、しばらく時間をおいてから行ってみた。平日の昼間(3時10分の回)だったんでもうさすがにすいてましたな(^^)

金に困った零細牧場主が、逮捕させたギャングの一味のボスを鉄道の駅まで護送する仕事を引き受ける。
で、ラストの5分間でビックリ(!o!) ええーっ、こんな話だったんかいdash
一癖も二癖もありそうな、強そうな奴がどんどん退場して行っちゃってどうするのかなーと思ってたんだけど、まさかこんな展開になるとは……。

言ってみれば自他共に情けないと認定された父親が見せかけの沽券を保つために、悪漢ヒーローに泣き落としで頼む--ってな話でしょう。いいんですかい、それで(?_?;
家庭内に居所がないオヤヂな方々には満足な話かも知れないけど、私は納得できませんなあ~(+_+)

ラッセル・クロウはカッコエエ悪漢を好演。こういうのをやるとピッタリである。対照的に鬱屈した男をクリスチャン・ベイルがウツウツと演じてこちらもハマリ役である。しかし、この主役二人とも米国人ではないという指摘を見かけたが、確かに象徴的なことかも。
部下のチャーリーはエキセントリックで目立つキャラクターで、演じたベン・フォスターはもうけ役でしたな。
特出ピーター・フォンダは「老兵はあっという間に消え行くのみ」みたいな感じでしょうか。

冒頭の馬車襲撃のシーンは見ごたえあってスタントの人オツッ(^^)/で、つかみはオッケーだったが、終盤の街中の銃撃戦はなんかマカロニウェスタン(←どうも苦手)ぽくて今イチだった。今日びのアクション映画じゃないんだからさあ。銃弾消費量多過ぎよimpact
ついでに音楽もマカロニ系でしたな。
折角の久し振りの西部劇だったけど、結局最後に梯子を外された印象だった。リメイクということでオリジナル作も見たくなった(WOWOWでやったのに見損なってしまったのよ(T_T))。


悪漢ヒーロー度:8点
親父情けなさ度:4点

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