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2009年10月12日 (月)

「南に帰る」:嵐の前の静かなライヴ

0901012
演奏:つのだたかし
会場:絵本塾ホール
2009年10月7日

しばらく前に出した同じタイトルのCDによるつのだたかしのソロ・コンサート。
内容はピアソラ、ビクトル・ハラなどスペイン語圏の現代曲。あとは当地の民謡や武満徹など。
名は知らねど多くの人が耳にしたことがある「エストレリータ(小さな星)」なんてのも演奏された。さらに有名な「ククルクク・パロマ」(←実は極めて悲しい歌)も含めて哀調を帯びた曲が多かった。

つのだ氏がモダンのギターを弾くのをソロで見たのは多分初めてだろう。しかも至近距離でその指さばきもジッと見てしまった。
歌の方はギターほど巧みというわけには行かなかったけど(^^;)、枯れた味わいがありましたのよ

曲間には、歌の解説の他につのだ家は実は8人きょうだいだったという衝撃の事実(?)や、谷川俊太郎の自作朗読を聞いて太刀打ちできぬと共演からスゴスゴと引き下がった話などがあった。
また、山崎ハコと近いうちに共演するという。山崎ハコったら大昔に長いストレート・ヘアで顔を半分隠して暗い歌をTVで歌ってたという記憶しかないが、今でも暗い歌を唄っているらしい(なぜかアンコールでやる予定の彼女の曲を先に歌ってしまった) もっとも、人物の方は面白い人とのこと。

会場は元の名前はコア石響だった所。だいぶ前に一度行ったが忘れてしまって、四ッ谷駅の改札を遠い方から出てしまった。ネットの地図もあまり当てにならんのう(@_@)
広さは学校の教室に毛が生えたくらいか? 小さい所だからか、「ただ今より15分間の休憩です」なんてアナウンスまでつのだ氏がやって笑わせてくれた。
中年のオヂサン・オバハンの中に若い男女がチラホラという客層。台風が迫りくる中で、わざわざやって来たこの人たちがつのだ氏のコアなファン層&身内なのだなあ、なんて思って眺めてしまったですよ。

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