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2010年1月17日 (日)

「有田正広 モダン・フルートによるJ.S.バッハ」:楽器は人なり

100117
演奏:有田正広&千代子
会場:トッパンホール
2010年1月11日

今年最初のコンサートはこれだっ!ということで、会場が前回時間を間違えて行ってしまったトッパンホールだったから、何度も確認しつつ家を出る。しかしsign01なんと慌てて地下鉄で逆方向に乗ってしまうという失態をやってしまった(>O<)
天は我を見放したかーっdownwardrightトッパンホールとの相性が悪いのか~(?_?;……などとアタフタしつつ走りまくったら、なんとか開演2分前に到着しましたよ(;^_^A 奇跡です。

さて、最近有田正広はあえてモダン・フルートを使用してバッハのソナタを演奏したCDを出し、今回はそのコンサート版ということになる。
バッハ当時の聴衆はせいぜい二、三十人だが、現代では数百人のホールでやるのが普通である。ならば、当時のトラヴェルソではなくモダン・フルートで演奏する方がふさわしい--という試みらしい。
それなら、鍵盤も鉄骨チェンバロでやるのが妥当では(^^?などというツッコミはともかく、聴いてみた。
客層はいつもより若い人も多かった。これもモダン効果か(?_?)

結果は--いや~、全然オーライokではないですか。バッハ先生の世界が全く遜色なく再現されていましたよ。もう、これからはモダン・フルートで大丈夫……という結論になるかというと、そうではない。
古楽器にずーっとこだわってきて、そこを通過した有田先生が吹いたからこそ、可能だった演奏であろう。普通にモダンの奏者がやったからといって同じような演奏にはならないはず。同じモダン・フルートでも当然ながらそこには演奏する者の過去の堆積があるのだから。

それから、個人的なことを言えば、私は歪んだりかすれたりした小汚い音、均整の取れていない音、ノイズ成分をたっぷり含んだ音が好きなのだ。そういう人間にとっては、モダン・フルートの音は美しくって滑らかで、そしてチト退屈である。だから、正直のところ、このコンサートもあまり心(という耳か)が引っかかることはなかった。

今年も美しい音より小汚い音を、大きなホールよりも小さな会場で--というのを目指していきたいと思ったのであります∈^_^∋

あと、てっきり有田先生のフルート今昔うんちく話が聞けるのかと思ったら、先生全く一言も発せず。詰まんな~いfoot まあ、2月の松明堂に期待したい。

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