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2010年2月27日 (土)

ベルリン古楽アカデミー:バッハ先生KY説

100227a
会場:厚木市文化会館大ホール
2010年2月14日

note流れ~、流れて~厚木の空の下~sun

思えば今を遡ることウンヶ月前、私はベルリン古楽アカデミー東京公演のチケットの争奪戦に負けたのであった。
しかし、よくよく見れば厚木市での公演チケットは残っているではないか(=_=;)
私は考えた……今を逃せば次にいつ彼らが来日してくれるか分からない。だとすれば、これは 行 く し か な い

そして、

notesはーるばる来たぜ、本厚木~fuji

厚木市民の皆さん、すいませんm(_ _)mヘコヘコ 厚木は立派な大都会でした。でも会館の周囲は何気にたそがれているような……(・_*)\バキッ

100227b

←これが問題の厚木市文化会館である。
デカイです。立派です。
中も立派なホールです。1400席だ。ただ、その割にトイレは狭いぞ。
しかし、どう見ても多目的ホールである。
この大きさで多目的というのは古楽にはキビシイっng 中ほどの席にしてしまったが、もっと前方にすればよかったよ。

さらに演目はバッハの「ブランデンブルク協奏曲」である。これは第1番→第6番へと進むにつれ、段々と編成が小さくなっていく。
普通は、大きな会場で聴く場合、最初は小さく聞こえても段々耳がなれていくにつれ大きく聞こえて来るもんであるが、この順番だと逆になってしまうのだ。

で、その予想した通りの事態に……(~_~;)
最初の第1番はホルンも入って快調good お、これなら大丈夫かも。第2番はバロック・トランペットが入って、大抵の場合は音がデカ過ぎてバランスがブチ壊れてしまうのが常spaであるが、この時はそんなこともなくオーボエとうまくバランスが取れていた。演奏全体は他の団体よりもかなりテンポが早い印象。調子っ外れにならない若手トランペット氏はよほど上手いのか(^^?と思ったが、トランペット奏者の中村氏によると、じ、実はそうではないと……sweat01 ウムム、であります。

第3番でようやくミドリ・ザイラーがヴァイオリンのトップに。注目の第2楽章は軽くスルーだったのでいささか拍子抜けだった。
休憩を挟んで第4番ではミドリ・ザイラーの独奏がバクハツ。「聴けてよかった」感を噛み締めたのであった。

ただ、5番・6番は編成が極小になって来るせいか、尻すぼみ感がぬぐえなかった。特に第5番のチェンバロは近年の演奏では爆奏・暴奏ぎみのものが定番となっているので、今イチ大人しい感じでちょっとガッカリ。

全体的に、録音で聞いてきた過激な部分bombは全く出てなくていささか期待はずれであった。
あと演奏の細かいニュアンスが聞き取れず、残念無念。やはり、トッパンホールのチケットを取り損なったのは痛恨の極みである(T^T)クーッ

ザイラー女史、チェロのヤープ・テル・リンデンが来てくれたのはよかったが、LFJで目立っていたコントラバスの赤ら顔のオヂサンがいなかったのは寂しかった。

というわけで、そそくさと小田急線に乗って帰った。
会場で「四季」のCDを売っていたので、すかさずゲット(^o^)v
それから客席にチョンマゲ風の髪型で羽織袴の若い男性がいたのは……sign02 しかも、前にもどっかのコンサートで見かけたんだよねー。ナゾである。

家に帰ってプログラムの解説を読んでビックリ。
「独奏ヴァイオリンがけばけばしい重音の連続を聴かせ、おまけに小節線をまたぐ下品なスラーによって見得を切る」とか「常軌を逸する長さのチェンバロ独奏が現われる。バッハ自身の、場の空気を読まないまでに旺盛な即興精神が」とか「主君のためには、聴き映えのする声部を書くのが臣下の務めではないか」って、何気にバッハ先生にケンカを売ってないですかっ(>O<)

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コメント

ヤープ・テル・リンデンって、まだ現役はってたんですね、、、
このところ、オランダでは、各コンサートホールが来シーズンのプログラムを立て続けに発表してます。コンセルトヘボウの日曜朝のコンサートというシリーズに、このプログラムの縮小版が入ってました。ベルリン古楽アカデミーとミドリ・ザイラーが「ブランデンブルク協奏曲」の2,3,4,6番を演奏するというもので、ドリンク付きで19ユーロ。シリーズ中から5つコンサートを選んで予約すると、5つ目はタダという料金設定がもの凄いけど、家からだと電車賃のほうが高くつくことは必死です。

ザイラー女史の雪(花吹雪?紙ふぶき?)にまみれたDVD「四季」のCD版も出たんですね。DVD買っても見る時間作るのが大変だから、CDの方がいいけど、あの映像は美しそうだから、欲しいわ。

投稿: レイネ | 2010年3月 2日 (火) 04時07分

|ザイラー女史の雪(花吹雪?紙ふぶき?)にまみれたDVD「四季」

おおっ、そんな場面もあるんですねー。ちょっと見てみたい気が……。
でも、やはり買っても見るヒマがなかなかないです。買ったまま腐っているDVDが今も何枚もあります(^^;

ヤープ・テル・リンデンは孫ぐらいの若い団員(←やや大袈裟)と一緒に頑張ってましたよ。

投稿: さわやか革命 | 2010年3月 3日 (水) 06時23分

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