バッハ・コレギウム・ジャパン第87回定期演奏会:はや20年ですかね……
ライプツィヒ時代1726年のカンタータ5
会場:東京オペラシティコンサートホール
2010年2月25日
なんだか妙にお久し振り感のある定期公演。よくよく顧みればヘンデルが挟まっていたからか。
ソリストの顔ぶれはテノールが水越啓になっただけで後は変らず。
ただし、冒頭のオルガン演奏は鈴木(息子)優人になっていた。これからずっと彼が弾くようになるんでしょうか。
カンタータ演奏では若松夏美と三宮正満が目立っていたと言えるだろう。
特にトラヴェルソが入ってない曲ばかりなので、三宮氏は木管楽器をしょって立って健闘という印象である。(あ、ファゴットもいたけど)
前半2曲目の27番ではオーボエ・ダ・カッチャ、後半の36番ではオーボエ・ダモーレを吹き大活躍。27番のアルトのアリアでは若松女史のヴァイオリン・ソロと掛け合い演奏という珍しい構成。こんなサウンド聞いたことねえ~とビックリもんである。しかも声楽部分もなんかやたら難しそうな所が多かった曲だった。
1曲目の47番でも若松さんのソロ場面が二回あった。
後半の大曲36番は複雑な成立過程があるとのこと。おまけにレチが一つもないという曲なのだった。そのせいか合唱の印象がかなり強かった。
ソリストの全体の印象を書くと、ハナ・ブラシコヴァはやや控えめ過ぎ?、水越氏健闘、ロビン君出番が少なかった、コーイ安定--といったところか。
一方、私自身はどうもコンサートに行きまくって(ブログの更新が追いつかねえ~)疲れがどっと出たせいか、かなり集中力が欠けていた。大反省である( -o-) sigh...
ところで水越氏はボトルの水をこぼしちゃったんでしょうか(^^?
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