「コンチェルト」:モンテヴェルディの世界を堪能
ラ・フォンテヴェルデ第11回定期演奏会
会場:ハクジュホール
2010年4月28日
鈴木(弟ヨメ)美登里主宰の声楽グループのラ・フォンテヴェルデ、前回の定期は行けなかったのだが、以前に「このメンツだったらハクジュホールあたりでやっても充分客が入る」などと書いたら、本当に今回から場所を移したとのこと。でも、自由席なのは変らないんで、正直仕事がある平日に行くのは厳しいのだ。
以前からモンテヴェルディの曲を取り上げて来たが、この日はマドリガーレ集の第7・8・9巻を中心に演奏。器楽伴奏をともなう様式の作品が登場するということで、楽器隊にはヴァイオリンの若松夏美&荒木優子ペア、チェロは鈴木(弟)秀美、鍵盤は元祖ナオキこと上尾直毅というメンツも豪華であった。
独唱に二重唱、ソプラノ&カウンターテナー組とテノール&バス組がかけ合いで歌う作品など様々な曲が演奏された。
今回、目立ってたのはテノールの谷口洋介か。「私の美しい音楽に」で、詩人として朗々とした歌唱を聞かせてくれたかと思えば「かわいい羊飼いさん」ではコミカルな演技も見せてくれた。
CTの上杉氏が「苦しみは甘く」(M・ビズリーなどが歌っている)をソロでやったが、この曲は美しいんだけど歌うのは大変だと今さらながら気付いた次第である。
ラストの「ティルシとクローリ」は長めのコーラスが華やかな曲で聞き応えあり……のはずであったが、実は体調が最低 もう少しでこの公演自体行くのをやめようかと思ったほどだったけど、4月は一つコンサートに行くのを中止してたんで、今回はなんとしても行かねば(>_<)と無理をしたのだった。そのため、もう後半は頭がボヤ~ッ この曲の時は最悪状態だった。
やはり、無理して行ってもダメだのうと猛反省したのであったよ
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