「ヒストリエ」5・6巻
著者:岩明均
講談社(アフタヌーンKC)2009・2010年
『ヒストリエ』の新刊が出たというのを、書店系のサイトで見かけて、その当日に本屋へ飛んで行った。なにせしばらくぶりの続巻である。
だが、なぜか新刊マンガの棚には並んでなくて、青年マンガの講談社の棚に平積みになっていた。それも1巻からズラ~ッとだ。で、よくよく見ると今回出たのは第6巻のはずだが、5巻の表紙もどうも見た覚えがないのである。ありゃっ(^o^;
……というわけで、第5巻が一年前に出ていたのを次の巻が出るまで知らなかったという失敗をしてしまったのであった。実は同じ失敗を昔、水樹和佳の『イティハーサ』でもやったことがあったのである。トホホ(x_x)
紀元前343年、物語は第1巻の冒頭に戻り、主人公は波乱の成長期を経てマケドニアのフィリッポス大王の書記官見習いに雇われる。そして、その息子アレクサンドロスが遂に登場。ここに至って、1巻目の冒頭第1ページの「ヘビ」の意味がおぼろげに明らかになってくるのであった。
意気軒昂たるフィリッポス王の王宮に潜む様々な不吉の影--それがこの先どう展開していくのか、期待である。それにしても、アレキサンダー大王が××××だというのは恐れ入った。
早く続きが読みた~い
でも、また一年待たなくては……(*_*) 次は見落とさないように気をつけよう。
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コメント
こんにちは。
「寄生獣」からの岩明ファンです。
「ヒストリエ」面白いのですが、刊行ペースが遅くてじりじりしますね。
>アレキサンダー大王が××××だというのは
衝撃の設定ですね。どう展開していくのか、本当に楽しみです。
投稿: 木曽のあばら屋 | 2010年6月 5日 (土) 18時53分
出版社の側としては、「そんなに読みたきゃ雑誌を買え~」というところでしょうか(^^;)
とはいえ、一年に一度でも順調に出てくれればありがたいかも知れません。「あの連載マンガはいまどこに?!」状態作品も少なくないですからねー
来年の春は見逃さないようにしたいです。
投稿: さわやか革命 | 2010年6月 6日 (日) 08時58分