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2010年7月19日 (月)

「菅きよみ バロック・フルートリサイタル」:主役は象牙製

100718
オリジナル楽器で聴くフランス・バロックの響き
会場:東京オペラシティ リサイタルホール
2010年7月13日

「んー、また近江楽堂か~。防寒に気をつけなくちゃ」などとエスカレーターを上るオペラシティ。が(!o!)近江楽堂は暗く閉ざされていたのであった(>y<;)ガーン
チケットをよくよく見れば同じオペラシティでも地下のリサイタルホールではないの。この二つを間違えたのは二度目よannoy

プログラムを読むと今回は18世紀初頭に作られた象牙製のオリジナル・フルートの修復記念ということで、お披露目演奏会なのだという。曲目もそのフルートを作ったP・ノス周辺の作曲家のものが選ばれている。
その肝心の楽器は真っ白な象牙に銀製のリング。と言っても現代人の目からだとプラスチックにしか見えないのが悲しいところである(^^;ゞ

共演はガンバの福沢宏、チェンバロが大西孝恵の二人で、完全にサポート役に徹していた。
内容はオトテール、ルクレール、ボワモルティエなどフレンチ・バロック定番の作曲家のもの。菅女史はチラシのようなマダム風の髪型ではなくて、なぜかホッとした(?_?;
後半の冒頭では、一人で登場しクープランの「恋のうぐいす」を独奏。彼女のウグイスは突然の恋に戸惑いながら控えめに鳴いているという趣きだった。

いずれの演奏も文句ナシであったが、贅沢を言えば「こう来たか!」というような驚きや「聴けてヨカッタ(^^)」という高揚感には欠けるきらいがあった。象牙フルートと共に、今後の活躍に期待といったところだろうか。
なお、会場には某先生をはじめ同業者も多数来ていたもよう。

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どの交響曲をとっても、新しい発見があちらこちらにあって、目からうろこが落ちる思いがすることうけあいである。 [続きを読む]

受信: 2010年8月13日 (金) 14時32分

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