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2010年9月26日 (日)

「バロック音楽コンサート in 本川越」:通奏●音は勘弁

100926
演奏:天野寿彦、佐藤麻衣子、田中孝子
会場:カフェ・エサーゴノ
2010年9月25日

ホントに直前に知って急きょ突入を決めたコンサート。会場は、元は醤油屋の老舗でその建物をカフェに改造したという店である。私も何度かランチに行ったことがある。醤油をかけて食べるスパゲッティがおいしいんですのよheart01 デザートのケーキも良good
この日はテーブルを片付けて椅子と楽器を並べて鑑賞。2500円でコーヒー付きだいっ。残念ながらケーキはなしよ。暗くて会場の写真は撮れなかったので、代わりに以前に撮ったケーキの写真を載せてみます(^^ゞ

奏者は若手三人で、ヴァイオリンの天野氏はBCJ公演にも参加したことがあるとか。赤いドレスの佐藤女史は鍵盤を芸大のマチャアキ氏に師事したそうで、ガンバの田中女史は音楽療法を学んでて古楽へ方向転換したという経歴の人である。

取り上げた作曲家はバッハ、マレ、ラモー……はいいけれど、他は初めて耳にする名前ばかりであった。
ほとんどは英国で活躍したヴァイオリニスト兼作曲家で、1曲目のソナタのフィンガーは現チェコのモラヴィア出身。二曲取り上げたニコラ・マテイス(マッテイス)はイタリア出身で英国で人気者となったが、贅沢が過ぎて落ちぶれて死んだとか。トマス・バルツァーは出世したところで不摂生な生活で早死にだったそう。
ヴァイオリニストってこんなヤツばかりで……(^o^;とは天野氏の弁。
モレルのシャコンヌはフランス系のCDで何度も聴いた気がするが、どれだか思い出せなかった。

客の中には初心者も多いかと思ったが(チェンバロやガンバをしげしげと見ている人あり)、内容はしっかり中級者向けであった。ちょっと渋過ぎか?

ソロ曲では佐藤女史がフランス組曲を、田中女史がマレ作のリュリへのトンボーを弾いたが、ごく間近で聴くマレ--ウットリnotesですねえ~。
しかし、彼女が時々ヴァイオリンの高音域の美しい音に憧れると話した時にはちょっと驚いた。やはり毎日楽器を弾いてる側はそうなんだろうか(?_?;

40人弱(?)客はほとんど身内ばかりで、部外者は私と中高年の男性数人ぐらいだったようだ。でも、こういうサロン風の間近で接するチャンスは少ないので、ホールなどとは全く違った楽器の音が聴けてよかった。


楽器のためか店のエアコンがフル稼働(もちろん冷房よ)down 冷風が来るのまだしも、音がウルサイのにはいささか参った。これでは通奏低音じゃなくて通奏騒音である。
それから、店の位置がちょっと引っ込んだ場所にあるので薄暗くなった街中で見つけるのは、初めて来る人には大変だったんじゃないかと思ってしまった。


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