「東のエデン」(TV版・劇場版1・2)
監督:神山健治
声の出演:木村良平
日本2009~10年
*DVD
TVで放送してた時に見逃したんで、劇場公開版もまとめてイッキ見だ~。
で、まあなんと申しましょうか……(\_\;
泰山鳴動してネズミ一匹、とゆうか泰山鳴動させて脅し1円、ってトコでしょうか。正直、これで終わり?と我が目を疑ってしまった。
TV版ではほとんどの事件は起こってしまった後で、人物の口から語られるだけが多い
。なんだかライブ感に乏しい。それでも、色んなキャラクターが登場してくるからどうなるかと思って続きの劇場版を見ると、既に物語は撤収体勢に入り、縮小していくのであった。
それと、他の人の感想に「映像で説明できない部分になると、急に言葉で説明を始める」とあったが、まさにその通りで最後全てはヒロインのモノローグで片が付いてしまうのである。
「救世主」の持つ携帯のコンセプトや、「××な救世主たらんことを」なんてフレーズやネーミングのセンスは相変わらず抜群であるし、キャラクター・デザインが羽海野チカ原案というのも面白いが、なんだかそういう表層にだまくらかされて、変なバッタモンをつかまされたような感じだ。
特に劇場版のパート1なんか中途半端な終わり方で、こんなものをロードショー料金で見たら怒って暴れたくなっただろう。
「上がりを決め込んだ大人たち」に挑戦する内容なのに、アニヲタの若いモンから金を無駄にふんだくっているというのは、どういうもんよ。
それにしても、「戦後の闇を生きぬいて富と権力を築いた老人」というのは、作劇上オールマイティのなんでもありの存在なんだなと改めて思った(^○^)
あ、あと「記憶喪失」もね
結局は、この夏は「ビクサー最強」で終わるのかな(-.-;)
【追記】
豆柴はかわいかった(犬嫌いの人間なんだけど)
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コメント
通りすがりに失礼します!
私も昨日劇場版ⅡをDVDで見ました!
この終わり方には、私もちょっと納得できませんでしたが、でも変に皆救われましてハッピーエンドって終わり方よりは良かったという気もします。
キャラクターセンスは抜群に良かったと思います。
それだけでも、私にとっては結構評価に値する作品だったと思います。萌えとかエロとかに支配された、最近のアニメっぽくないところがまた好きでした。黒羽さんのところは、ちょっとアレでしたけどww
突然の上に、ダラダラと失礼しました~
投稿: 新名桜 | 2010年9月 5日 (日) 21時21分
コメントどうもです。
いささか事前の期待をし過ぎたということがあるかも知れません(^^ゞ
普通に見れば面白さのご水準点は越えているんですけどね。
投稿: さわやか革命 | 2010年9月 8日 (水) 06時53分