「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士」:予想外の展開が~っ!
監督:ダニエル・アルフレッドソン
出演:ミカエル・ニクヴィスト、ノオミ・ラパス
スウェーデン・デンマーク・ドイツ2009年
【前回までのあらすじ】
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』……世界的ベストセラーとなった原作を読むのがメンドくさいので、映画版を観たさわやか革命(注-ブログ主の名前である)は物語のエグさに辟易。こんな内容ではハリウッド映画化もうまく行くまいと確信するのであった。
『ミレニアム2 火と戯れる女』……監督が交替したせいか、長くて今イチ面白さに欠ける出来で落胆。これじゃパート3はDVD待ちにして、D・フィンチャーが監督するというハリウッド版に期待をかけようと決意したさわやか革命であった--が、そこには予想外の展開が待ち受けていたのである
【今回のあらすじ】
単館ロードショーの某映画の上映回数が減らされたことに気付いたさわやか革命は、押っ取り刀でその映画館に駆けつけた。しかし、そこに待ち受けていたのはなんと「満員御礼」の掲示であった(!o!)
回数を減らしておいて満員とはどういうことよと怒ってももう遅い。それでも折角、都心まで出てきたのだから何か他の映画を観ようと思ったが、見たいと思っていた作品は全て前売り券購入済みで、しかも家に置いてきてしまっているのであった。
そこで思いついたのが『ミレニアム 3』だ。よ~し、この際見ちゃおうかと思い直して行ったのであるが……。
というわけで、急きょ観る羽目になってしまった。約3時間ですよ。長い(-o-;)
実際見てみて、パート2・3を「連続畳みかけ公開」にした理由がなんとなく判った。そして、その判断は全くもって正しいと言わざるを得ない。
なんと、この3作目は単独で見てもほあまり意味がないのだ。
主にヒロインのリスベットの過去と、某悪人の正体が法廷で明らかにされるのだが、これは物語上の「世間」では知られていないけど、既に1・2作目でほとんど観客の前で描かれていることなのである。だから、法廷場面は単なるその繰り返しを見せられるだけだ。
それ以外ではアクションぽい場面も出て来るけど、あまりハラハラドキドキ感もなく盛り上がらないこと甚だしい。まさか原作はこんなんじゃないだろうと想像するんだけど(一応ベストセラーだし)。
正直「全三作見たぞー \(^o^)/」という事以外にあまり感慨は出て来ないのであった。
タイトルにも入っている「狂卓の騎士」が出て来ないのは謎よ(?_?)
それから、チラシにあるような格好でまさか本当に法廷へ登場するとは…… これが見ていて一番の衝撃場面であった。
ハラドキ度:4点
狂卓度:採点不能
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