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2010年10月 6日 (水)

「鈴木秀美のガット・サロン」:無敵三人衆

101006
演奏:ダン・ラウリン、鈴木秀美、上尾直毅
会場:ハクジュホール
2010年9月28日

リコーダーのダン・ラウリンがコレッリのヴァイオリン・ソナタを吹く--というのであれば、聞かずばなるまい。しかも、対するは「1人目のナオキ」こと上尾直毅と(弟)ヒデミこと鈴木秀美の二人である。こりゃ、日本最強ランクの通底部隊と言って間違いなし!

内容は全7曲。ラウリン氏の演奏は装飾音をバリバリに入れていた。あまりにもバリバリなんでどれがどの曲か分からないほどであったimpact……えー、かなり大袈裟に語ってみました(^^;
一方、ナオキ&ヒデミの鍵盤&チェロも彼の神業プレイを底の方からハッシと受け止めて揺らぐことなし。
最終の「ラ・フォリア」までこんな感じで完璧だった。

しかし、演奏の方はそんな状況にも関らず、ステージ上も客席も実にリラックスした雰囲気に満ちていたのであった。
ナオキがチェンバロの調律を変えている間に、ラウリンが英語で解説すればヒデミが日本語に訳しながら茶々を入れる。さらに背後からも鍵盤のツッコミの音が追撃--てな調子である。

久々に聴いた!楽しかった~notesという気分になったコンサートだった。それにしてもラウリンの技巧もさることながら、強固にして柔軟な通奏低音はお見事の一言fuji これほどに通奏低音に聞き惚れたことはない。
でも、会場は満員じゃなくて七分の入りだったのが残念。もっとも、若松さんや平尾さんなどもお見かけして、そういう意味では濃い客席だったようだ。

そもそも録音に伴った来日公演だったとのこと。これまた発売が楽しみshine


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コメント

いつも楽しく拝見させていただいております。
私も「鈴木秀美のガット・サロン」を楽しみました。

さわやか革命さんが書かれているように、すごく楽しめたコンサートでした。
ハクジュホールの椅子も座り心地がよくリラックスできるし、演奏も良かったです。
大好きな「ラ・フォリア」は最高でした。

演奏終了後のサイン会で、上尾直毅さんにサインをお願いするときに、一緒に奥様の荒木優子さんにもサインをいただきました。

次の日(9/29)は、エンリコ/オノフリさんの「バロック・ヴァイオリンの奥義」リサイタルを楽しみました。
白いスカーフでヴァイオリンを首に固定し、踊るようなステップを踏みながらの演奏はかっこ良かったですよ。
それと歌も上手かったですよ。
ヴァイオリンでの「トッカータとフーガ」も本当に良かったです。
この辺のことは、音楽ジャーナリストの林田直樹さんがご自身のブログで詳しく書かれていますのでご覧ください。
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http://www.typepad.com/services/trackback/6a0120a65ed76f970c0133f4b418d7970b
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このコンサートも最高に楽しめましたよ。

演奏後のサイン会の会場で間近に見たオノフリさんは、CDジャケットの写真の雰囲気とは違い、とても笑顔の優しい人でした。スキンヘッドのせいか、偉い禅僧のような感じを受けました。

初めての投稿で長々と書いてしまいました。申し訳ありません。
これからも楽しい情報をお願いします。

投稿: たなご | 2010年10月 6日 (水) 11時48分

コメントをいただきありがとうございます。同じ会場にいらしたんですね。

オノフリ公演のレポートもどうもです。
「痩せた!」とか「歌った!!」などと噂が流れていましたが、楽しいコンサートだったようで(^J^)
連チャンにならなければ、行きたかったところです。

これからもよろしくお願いします。

投稿: さわやか革命 | 2010年10月 7日 (木) 06時11分

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