忘却の国立女性教育会館
「国立女性教育会館の事業仕分けに見る、《箱モノ設置主義》に席巻されてきた男女共同参画政策の限界」
この施設はかなり以前に、仕事関係で泊まりがけの研修会をやった時に何度か利用したことがある。確かその当時はまだ「婦人教育会館」という名称だったような気がする。別に直接「女性教育」に関係しなくても施設は借りられた。
その頃から施設としてプールやテニス場が併設されてるのは謎だった。研修の合間にテニスで息抜きをどうぞ(^^)/……なんてあり得な~い 勤務時間に来ているんだしさ。そんな暇はねえぞ。
かくして食堂(値段の割においしかった)には、テニス目当ての奥様方と研修資料を抱えた我々が同居していたのであった。
一体、国の金であんな場所にテニスコートなどを作るのはいかがなもんよ(?_?; それこそ民業圧迫じゃい。
その後、あそこを利用しなくなってしまったのは職場の研修の予算が削られて、宿泊ができなくなってしまったことと、もう少し交通の便のいい場所に会議施設が新たに出来たてそちらを使うようになったからである。
仕分けの一部の場面だけが扇情的にテレビで扱われて流されていたようだが、実際に使用したことがある人間には確かにアヤシイ一面がある施設だったのは確かである。
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