岩波よりエラいポ○ラ社
某タレントが書いた小説が大賞を取ったというので話題のポ○ラ社。肝心の作品はまだ公開されてないので内容は分からないが、それよりも問題は売り方である。
なんでも中小の書店には全く出さず、大手の書店だけに回すのだという。しかも確実に入手したければ今のうちに予約するべし、それでも届くのは12月下旬だと。通常の場合、予約注文すると書店から返品はできない。
現在、その作品を読んでいるのは選考委員の7人だけだそうな。素晴らしい ビデオ流出事件の「国家機密」より遥かにレベルの高い機密ぶりである。
そのように内容未知なものに今すぐ注文しなきゃ手に入らんぞ、と煽りたてるのはなかなかうまい商売のやり方だ。
また中小書店を相手にしないというのも大したモンである。岩波書店(買い取り方式で返品不可)だって、「ハリ・ポタ」で稼いだ静山社だってそこまではやっていなかったはずだ。
一体、いつから岩波よりエラくなったんじゃいポ○ラ社、と言いたくなっても仕方あるまい。
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コメント
褒め殺しだったんだね。
返品を受けるような経営状態にないんです。(恐らく)
これに一発勝負をかけたように観ました。
イベントをしかけたような、、
湧いて降ったような小説ですから
希少性だけで勝負だ!!(爆笑;)
投稿: takataka | 2010年11月18日 (木) 09時35分