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2010年12月12日 (日)

「大貫妙子/坂本龍一 UTAU TOUR 2010」:三十五年の歳月が生み出したものに酔いしれた一夜だったわ

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会場:東京国際フォーラム ホールC
2010年12月10日

なんとター坊と教授の二人だけのツァーですってsign03 キャ~~ッO(≧▽≦*)O CDも一緒に発売だって!こりゃ絶対行かなくてはrun
--というんで、ツァー最初の方の昭和女子大人見記念講堂じゃなくて、あえて国際フォーラムの二日目11日の方を選んで先行予約しました。でも、なんと第二希望の10日の方に回されちゃったsweat02 競争率高かったのねー。まあ、こっちでもいいけどさっ。

さて当日、もうこうなったら仕事なんかしてられないわよっ(~ ^~)--と職場を早退して万全の態勢で行ったのであります。
国際フォーラムの前はクリスマスのイルミネーションがキレイshine その下には屋台が……ここって屋台専用スペースだったのかしらん。
会場に入るとテレビカメラがいっぱい(!o!) あらっ、WOWOWで生中継するっていうのは明日の公演じゃなかったのかしら? ずっと各地の公演をライブストリーミング中継してるというのは聞いてたけど、大規模なんでビックリよ。もしかして、DVDにして発売するのかも。

もうCDは先に何回も聞いて予習済み。今回のコンサートは坂本龍一の作品を大貫妙子が歌うってのが眼目なのよね。過去の作品もあれば、新たに彼女が歌詞を付けたものもあるし、完全オリジナル新作も一曲。
それにしても、よくよく考えると私ってナマ教授見るのも聞くのも初めてなのねえ。ター坊は毎年公演行ってたけど。

さて客電が落ちて二人が出てきて、最初に「Tango」から始まって……何が驚いたって、暗いのよ~。客席が暗いだけでなくて、ステージ上も薄暗いの。どれくらい暗いかというと、隣に座ってる客が何してるのか分からないぐらい(-o-;) ちょっとannoyこれ冗談じゃなくて真面目に言ってるのよ。
何せ二階席だったんでオペラグラスで必死こいてステージの方を覗いてたら、どうも隣りの人も気配で同じくオペラグラスで見てたのが分かったてな感じ。隣りを向いても何してるか分からないほどなの。
あんまり暗いんで移動中に階段でコケたらしい女の人の声が「ギャッimpact」と会場中に響き渡ったハプニングがあったわ。ター坊が「大丈夫ですか?」なんて声かけてたけど、曲間で良かった。歌ってる最中だったら悲惨。気分ブチ壊しよng

教授のピアノは微妙にアレンジ変えてたわね。アドリブかしらん。ター坊はいつになく凛とした日本語の歌声で、改めてホレ直したわよんheart01  「赤とんぼ」をあんな風に歌える人はそういないって。途中に教授の長いソロ演奏も入って、でも後ろのスクリーンには幾何学模様みたいな映像がときおり流れるだけ。とにかく簡素なステージだったけど、それだけに集中力がクラシックのコンサート並みに必要だったのは確かね。
後ろの方でアメ玉の包みをガサガサしてるヤツがいて、にらんでやろうかと思ったけど、暗くってどのみち見えないだろうからやめたといたわ(`´メ)

もっとも、曲間の喋りは逆にかな~りノホホンとして脱力系だったのよ。教授が聞き取りにくいボソボソとした喋り方でボケをかますんだけど、ター坊は全然突っ込まずにサラッと流して放置状態。ちょっと、そこで突っ込んであげなさいよ~onと言いたくなっちゃった。
でも、その演奏と正反対なユルさが却ってよかったかもね。

全体として暗くてダウナーな曲がほとんどだったから、意外にも「a life」の明るさに救われた気がしたのよね。CDで聞くと、なんかちょっと説教くさい歌詞--なんて思っちゃったけど、実際にはこの曲に詞を付けるのが大変だったんですって。
それから、アンコールの久々に聞いた「色彩都市」もパッと華やかなcuteイメージで感動。アルバム引っ張り出して聞き直したくなっちゃった。だけど持ってるのヴィニール盤だから面倒くさいのよねー。

個人的に緊張して聞いてしまったのは、デ・バルマ監督の映画音楽に新しく詞を付けた「Antinomy」ね。だって、元がインストゥルメンタルだから全く歌いやすい曲じゃないし、さらに音域が広くて高音部がエラく高いの。ちょっとでもター坊の喉の調子が悪かったら出ないんじゃないかってドキドキしちゃったheart02
実際には高音は出たけど、歌詞の度忘れが……(>O<) やっぱり歌いにくいからよっ。
でもとってもいい曲だし、ちょっとバロック歌曲(パーセルとか)っぽい部分もあるんで、クラシック歌手にも是非挑戦して欲しいわ。波多野睦美さんあたり歌ってくれないかしら。

アンコールのラストはやっぱり「風の道」だった。なんでも、二人は三十五年も前からの付き合いなんだけど、こういう風に対等な仕事をしたのは初めてなんですって。
この話を聞いて私も前回と同様にまた歌いたくなっちゃった(ToT)
notes今では~他人と呼ばれるふ~たりに~ 決して譲れぬ生き方があ~ったnote
感動、大感動よっ \(^o^)/
でも、ちょっと会場の拍手がたりなーい。何よこれ。クラシック・ファンの方がよっぽど熱い拍手をするわ、全くpunch

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もう一回行きたくなっちゃったけど(ダ埼玉の川口公演はまだチケット残ってるってよ)、WOWOWの放送があるからそれでガマンガマン。大人しくイルミネーションの下をまた通って帰ったのでした。


ところで、翌日の生放送を永久保存版で録画してちょっと見たんだけど、トークがちゃんと曲の由来とか環境問題なんかについて話しててマトモなんでビックリ。やっぱりTV中継を意識してたのかしら。


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