タブラトゥーラ・コンサート:急勾配の上で、25人の妻がいることと日本の未来について考えてみた
会場:所沢市民文化センターミューズ キューブホール
2011年2月26日
タブラ所沢に来たる!
前回の東京(ハクジュホールだったかな?)はパスしたので久しぶりである。
ここの大ホールの方は何回も入ったことがあるが、キューブホールは滅多に来なくて2回目ぐらい。入口前に意味不明の急勾配があってそこをせっせか(> <;;と登って入るのであった。
しょっぱなから乗りのいい「レセルカーダ」から開始。しかし、最初がこの曲では観客の方はなかなか付いていけんのう。
つのだたかし団長が恒例の「ブラボー練習(別名・強制)」(^O^♪をやり、かと思えば弾く楽器を間違えたり(曲が始まってから気づいたらしい)……大丈夫か
古楽系の曲をやってから後はオリジナル曲へ突入した。
江崎浩司作の「タルタリア」には驚かされた。イントロは津軽三味線を意識したものだとこれまで思っていたのだが、今回はベンチャーズ(←古い)みたいなノリ。さらに山崎まさしのビウエラはブルースっぽいフレーズだし、何やら無国籍無時代を超えてもはやアナーキーの域に達していたであった。
田崎瑞博作「タルタリア」も近藤郁夫のパーカッションの鋭い突っ込炸裂みがよかったですのよ。
団員紹介では、猫好きな山崎氏について「ビウエラのヘッドの細工が猫の顔」「家で20匹も猫を飼っている」という話があって会場から驚きの声が上がった。団長が「さらに奥さんもいるんです」付け加えるとメンバーの誰かが「奥さんは25人いたりして」と冗談を飛ばしたのであった。
猫20匹もすごいが25人の奥さんいたらもっと大変だ~
途中で穴あきの赤いドレスを着た波多野睦美が特出。「スカボロー・フェア」など英国の古い伝統的な歌曲を歌った。
貴婦人が旅芸人に付いて行ってしまうしまうという「ラグルタグル」については、昔のこの手の曲というのは芸能ニュースやワイドショーの役割を果たしていて、これも実際の事件を歌っているという解説があった。なるほど確かに歌詞を見ると、前半は事実を伝え、後半は当事者のインタビューになっている。「領主夫人が激白!私はなぜ夫も身分も捨てたのか」ってなもんである。
「もっと聞きた~い(@^^)/~~~」という会場の雰囲気をよそに、一旦引っ込んだ波多野睦美であったが、アンコールで突如再び乱入。客席に向かってステージに上がって踊るように促すのであった。
しかし、それ応じてステージで踊ったのは女子ばっかり! ええーい、ふがいない男子は一体何をしておる(`´) これでは日本の未来がどうなるのか不安であ~る。
えっ、私σ(^_^;ですか? 中年はステージで飛び跳ねてもみっともないだけなので、オバハン禁止でお願いします。
アンコール終了後は直ちにロビーへ向かう。そこで期待通り、サイン会用の机を端に寄せて2曲やってくれたのよ(*^_^*)
これで2800円は安い! 所沢市民の皆さんまたよろしくお願いしまーす。
団長もステージで言ってたが、満員御礼のはずなのに空席が結構あったのはなぜなのか不明(?_?)
座席の番号が分かりにくくて間違えて座っている人が数人いた。
それから女子トイレは洋式を増やしてくれい。関節炎持ちにはつらいのよ
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